『ソウナンですか?』Case.123:あの時何があったのか?
それではさっそく、2021年12月13日(月)発売の週刊ヤングマガジン2・3号に掲載された『ソウナンですか?』のCase.123『あの時何があったのか?』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
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Case.123:あの時何があったのか?
まずはCase.123:あの時何があったのか?の物語に触れつつ、感想を語ります。
な…なんだよ?
累と宗二の1組の男女が、音楽について話しながら学校に向かって歩いていく。
楽しそうに話している2人だったが、何かに気がついた累が宗二の後ろに隠れた。
宗二が「な…なんだよ?」と言うと、累がある方向を示す。
「あ…鬼島さん(の娘さん)じゃん…」
そこにいたのは、シオンと共に歩くほまれだった。
そんな2人が自分達に気がつくことなく校門の中へ入っていったことに安堵すると、累は宗二に隠れるのをやめた。
「…やっぱさ〜、島ではあたしが変な事考えて事態を悪くしたんだよな。どう考えても」
「で…でもお父さんは気にする事ないって言ってくれたじゃんか」
累は自分がしてしまったことを反省していたが、宗二は(ほまれの)父親が許してくれたのだから良いだろうと言った。
だが、累は決断した。
「いや!!やっぱ一回きちんと謝りたい!!結局あたしが一番迷惑かけちゃったんだから!!」
累は決意したものの、そこには大きな壁が立ちはだかっていた。
それはほまれが少し怖く感じること。
それによって決意が揺らぎつつも、謝るという方針は変えることはなかった。
そういえば元凶の一つと言っても良かったこの子たちのことを忘れてたわ
大丈夫ですよ!
「大丈夫ですよ!ほまれさん、そんなこと全然気にしてないと思いますよ」
累は宗二と共に、むつの元へと相談に行った。
そしてむつは、笑顔で言い切った。
「見た目はツンツンしてそうですけど、全く怖くありませんし…優しいしちょっと天然だし」
「そ…そうか?」
「せっかくだし天谷に取り次いでもらえばいいんじゃね?」
ほまれと仲良くしているむつの言葉を聞いても、いまいち自信の持てない累。
「あ!じゃあ、お昼みんなで一緒しませんか?」
「うっ!?…結構いきなりハードル高いような…」
「高くねーよ…」
宗二の提案に乗じて、むつはお昼に場をセッティングした。
だが累は緊張感が増すばかりで、なかなか気が進まないのだった。
あまり関わりのない人と話す時って緊張しますもんね。それが遺恨のある人ならば余計にね。
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ごめん鬼島さん…!!
「ごめん鬼島さん…!!あの時のことはあたしが全面的に悪かった…!!」
ほまれと顔を合わせた累は、勢いよく謝った。
そのことにポカンとするほまれ。
だが、ほまれはすぐに口にした。
「そんなこと気にしなくていいよ。みんな無事だったわけだし」
ほまれの言葉を聞いて、累はホッとする。
「大変だったのはお互い様だしな。そっちは大丈夫だったのか?」
「あ…ああ。鬼島さ…お父さんが居てくれたから…」
それを聞いたほまれは、自分の父の様子がどうだったのかが気になり、累に聞いた。
累はほまれが怒っていないことにホッとしつつも話し始める。
「あ…ああ。私たちは2番目に無人島に漂着して…」
そう話し始めた。
確かにほまれの父が何をしていたのかはすごく気になります!!
ふむ…
漂着した2人は、ほまれの父と共に砂浜を歩く。
「とりあえずは助かったな…まずはシェルターの確保、次に水か…。島の印象からして、難易度はEってところか…」
ほまれの父が冷静に状況を判断し、何をするべきかを考えるのを、累と宗二は見る。
そしてほまれの父が食料を確保し、累と宗二はそのことに感動した。
そんな中で宗二が溺れるようなこともあったが、なんとかほまれの父に助けられた。
「無茶なことをするもんじゃない」
宗二を助けつつ、ロクに泳げないのにも関わらず魚を取ろうとしたことを咎めるほまれの父。
「無謀を勇気とは言わないんだ。覚えておきなさい」
ほまれの父がシャツの水分を絞りながら言うのに、累はまるで惚れてしまったかのような気持ちを覚えた。
そんな中で、累は自分の娘であるほまれとほまれの母が写った写真を見ているのを見る。
そんな姿にも、累はキュンとするのだった。
もっと深掘りした話が知りた〜い!!外伝とかないかな?
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みんなが無事で本当に良かった
むつが累と宗二が付き合うきっかけになったことに気が付きつつ、ほまれは通常運転で、気が付かなかった。
それでも、ほまれはみんなが無事だったことを心から安堵した。
そんなほまれを見て、累は思った。
『確かに鬼島(娘)って見た目の印象とはちょっと違うな…。お父さんがあの人だもんな。いいヤツに決まってるよ…』
そして累は、口にしていてはいけないことを口にしてしまった。
「でもさー、あんなとこにあんなすごい人居たら普通惚れちゃうじゃん!?あ!!もしあたしが鬼島さんとくっついちゃったら、あたし、ほまれのお母さん!?やべー!!あはははは!!」
宗二は肩をバシバシと叩かれつつも、恐怖を感じていた。
そしてその恐怖の元凶は、目の前にいた。
さっきまで優しそうだったほまれはどこかへ行き、メラメラと怒りの炎で燃えていた。
ほまれだけではなく、シオンも周りのことを考えると言ったように、成長してるんですよね!
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Case.123:あの時何があったのか?の考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、Case.123:あの時何があったのか?の考察をしていきます。
ファザコン?
前から色々と感じている部分がありましたが、ほまれって絶対にファザコンですよね。
この年で父親を嫌うことなく、尊敬したり、たとえ冗談でも同級生が結婚の話を持ち出すと怒ったり。
こんなファザコンマックスな展開が、もっともっと見られたら、ほまれはもっと可愛いのになと思います。
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年12月13日(月)発売の週刊ヤングマガジン2・3号に掲載された『ソウナンですか?』のCase.123『あの時何があったのか?』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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