【感想・考察】ソウナンですか？Case.108ランデブーポイントへ！

前回の感想・考察はこちらから

【感想・考察】ソウナンですか？Case.107subsistence

2021年4月19日（月）発売のヤングマガジン2021年21号に収録された『ソウナンですか？』Case.107：subsistenceの感想や考察みたいなものを語っています。みなさんもお手元に漫画をご用意していただくと、より楽しめるかと思います。

kuonayano.com

2021.04.19

Case.108:ランデブーポイントへ！

まずはCase.108:ランデブーポイントへ！の物語に触れつつ、感想を語ります。

上陸

島に上陸するために必死に力を合わせる３人。
むつの指示のもと、アスカが舵をとり、シオンがロープを長く結んでいく。

そして全ての準備が整うと、むつは糸を結んだペットボトルをアスカに渡し、下着姿になったアスカは、歩くことができる場所まで泳いでいった。

島に近づいたアスカの第１印象は、思ったよりも小さいというものだった。
だが今はそれを気にしている場合ではなかった。

アスカは糸を引っ張り、準備しておいたロープを島に繋げた。
そして島に結んだロープを辿って、むつとシオンも島に上陸した。

船は遠い場所に係留してあるが、打ち上げられるリスクを考えると、当然の場所にあった。

ついに島へ上陸しました。
しっかりと連携が取れており、今までの経験が生きているのがよく分かります。

時間との勝負

島に上陸すると、むつはすぐに時間との勝負であることを告げ、ほまれがもっとも島に近づくと予想できる時間までに花火を作ることを宣言する。

その時間は午後の6時から7時。
それに間に合わすために、まずは自分とアスカで松の木から火薬を、シオンには海水を蒸留して水を作るように指示をした。

アスカとシオンは水を作ることに疑問を思うが、むつは飲水を確保するとともに、火薬作りにも必要だということを説明した。

３人は花火作りをほまれに教わった時のことを思い出していく。

松の木を不完全燃焼させた松煙を乾かす必要があること、海水の染み込んだ木は燃えにくいこと、火薬は松煙に乾いたアシやイネ科の植物を粉末にしたものを混ぜて作ること。
そしてその花火を打ち上げた時のこと。

こうして花火を打ち上げるまでのビジョンが出来上がった。
シオンは雨の心配をしているが、それは自然のこと。
雨が降らないものを祈るしかなかった。

だがむつは考えていた。
海上のほまれは雨を望んでいるだろうが、自分たちはそうではない。
自然は、世界は自分たちに都合良くできていないことは分かっていたけれど、今更になって痛感させられると。

だがむつは副リーダーとして、大丈夫、上手くいくとみんなを鼓舞した。
そんなむつの様子を見たアスカとシオンも、上手くいくと信じて動くことにした。
そしてまずは手分けをして作業をすることにした。

・・・・・・

こうして一度1人になったむつは、ほまれのことを思って、1人で涙を流すのだった。

しっかりとほまれとの生活が生かされていること、むつがきちんとリーダーをしていることが、最初のことを考えると感動ものです！

スポンサーリンク

Case.108:ランデブーポイントへ！

物語に触れ、感想を紹介した次は、Case.108:ランデブーポイントへ！の考察をしていきます。

109話にて起こることは？

今回は船に残った３人が無事に上陸し、その後の方針を決めることが描かれました。
ほまれサイドの部分は描かれることなく、回想のみでの登場となった108話ですが、続く109話でも直接登場することはないのではと思っています。

その理由としては、むつが副リーダーとして活躍しつつ、ほまれのことを思って涙をするシーンが描かれたことです。

ほまれが心配なのはむつだけでなくアスカとシオンも同じはずです。
アスカとシオンはむつの言葉を聞いて、希望を信じて前に進むことにしました。

109話ではむつのようにアスカとシオンがほまれのことを思うシーンが描かれるのではと思っています。

少し高いところにあるものを撮るとき、草むらに入るときに注意すること、食べられる植物のテスト方法など、さまざまなきっかけがあります。

そのことを考えると、ほまれが登場するのは花火が完成した後のことであり、話数で考えると、110話終盤か、111話ではないかと予想します。

スポンサーリンク