【感想・考察】ソウナンですか？Case.107subsistence

前回の感想・考察はこちらから

【感想・考察】ソウナンですか？Case.106決意

2021年4月5日（月）発売のヤングマガジン2021年19号に収録された『ソウナンですか？』Case.106：決意の感想や考察みたいなものを語っています。みなさんもお手元に漫画をご用意していただくと、より楽しめるかと思います。

kuonayano.com

2021.04.05

Case.107:subsistence

まずはCase.107:subsistenceの物語に触れつつ、感想を語ります。

生きるために

まずは水が必要だと考えるほまれ。
どうすればいいかと考えていると、自分が乗っている木にフジツボがついていることに気がついた。

それに気がついたほまれは、身につけていたナイフでフジツボを割り、セーターをほどいて作ったヒモとブラからとったワイヤーで作った簡易的な釣り竿に餌としてつけた。

上手くいくか心配だったほまれだが、作戦は上手くいき、ハギが釣り上がった。

ほまれは自分の知識をフル活用し、魚の目と背骨の中から水分を補給する。

最後に食べ物を食べてから十数時間経っているため、少しでも実を食べるか迷ったが、消化にも水を使うため、次の魚の餌にすることにした。

こうして次の魚を釣り上げて水分を補給していると、空にカモメが飛んでいた。
カモメは魚を狙っているのか自分を狙っているのか。
そんなことを考えながら、木の上に釣り竿の先につけた魚の身を少し置き、自分は海の中に潜った。

するとカモメは木の上に降りてきて、魚の身を食べ始めた。
そしてカモメが針に引っかかるのを感じると、ほまれは糸を引っ張ってカモメを捕まえた。

カモメは一生懸命に逃げ出そうとするが、ほまれの罠からは逃げられなかった。
そして木の上に戻ったほまれは、生きるためにカモメの生き血を飲んだ。

最初は生臭いと思っていたほまれだったが、次第に吐き気が襲ってくる。
だが吐いて仕舞えば、身体から水分を一気に失ってしまう。

しばらくして吐き気に耐えたほまれは、セーターを海につけて汚れた顔などを拭きながら、今の自分はどれだけ泳げるのかを考える。

海で泳ぎながら力尽きて仕舞えば、今度こそ終わり。
今は少しでも身体を守らないとと考える。
そしてチャンスに賭ける。

「待っててくれ、みんな！！」

ほまれは生きてみんなに会うことを改めて誓った。

少々残酷に感じる人もいるかもしれませんが、生きるためには仕方がないことです。
生きてこその命ですから。

スポンサーリンク

Case.107:subsistence

物語に触れ、感想を紹介した次は、Case.107:subsistenceの考察をしていきます。

次回はどんな話になる？

今回は、ほまれが生きるために如何にして水分を確保していたかが描かれました。

そんな107話に続く108話ではどんな内容が描かれるのかを考察します。

ヤングマガジン2021年21号紙面上では『ほまれを待つ、むつ・アスカ・しおんに…！？』と書かれているため、108話掲載予定のヤングマガジン2021年24号では、ほまれサイドではなくむつたち船にいるサイドの話が描かれるでしょう。

描かれる可能性として考えられるのは、次の３点です。

１、船で島に上陸するのにハプニングが起こる
２、島に上陸できたものの、島には予想外の何かがある
３、島に上陸し、これから何をするべきなのかをまとめる

これらの中から煽り文句的に起こりうるのは１と２である可能性が高そうですが、現在描かれている状況で何が起こるのかを予想するのは不可能に近いです（というかまず無理）。

その少ない状況で私が予想するのは、島の周りが想定よりも浅く、危うく座礁しかけるという展開です。

船の出発は上手くいく描写が描かれているので、一時的ですが、船が停泊する際にどうなるかを描写するのは必然的になるのでは？と思います。

皆さんはどう思いますか？
ぜひ、予想してくださいね。

スポンサーリンク