『ソウナンですか?』Case.105きっと生きてる!
それではさっそく、2021年3月22日発売の週刊ヤングマガジン17号に掲載された『ソウナンですか?』のCase.105『相対的なわたしたち』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
前回の感想・考察はこちらから
Case.105相対的なわたしたち
まずはCase.105き相対的なわたしたちの物語に触れつつ、感想を語ります。
カレンダー捨てちゃうの!?
どれだけ日にちが経ったかを記すための木板をじっと見つめるむつ。
それをしっかりと見たむつは、それを海面に浮かべた。
シオンはそのことに驚くが、むつは木と船の速度差を正確に知りたいからと説明をする。
そして自分の脈を測り、覚えていた自分の1分間の脈拍と比較して時間を測った。
アスカに頼んで板と船の距離を目測で測ってもらうと、それが30メートルくらいだと分かった。
それが気になり、なんと測っても同じ結果となり、むつは正確だと判断した。
その結果、自分たちはほまれと時速2キロのペースで離れていることを示していた。
どれだけの距離感かを目測で正確に測れるというのは運動神経が関係しているのではと思います。
ちなみに私の目測はぶっ壊れているので、100メートルくらいを200メートルとか言っちゃうタイプの人です。
何かを発見!
いつの間にかシオンは高い場所に登っていた。
そのシオンが、なぜだか水平線がモヤモヤするという。
そして何かが見えたことに気がついたシオンは、一番高いところで立ち上がり、思い切りジャンプした。
着地に失敗して海に落ちてしまうシオンだったが、小さい船が見えたという。
そのことを聞いたアスカはシオンと同じようにして島があるかを確認した。
そうすると、本当に島を見つけることができた。
そのことを聞いたむつは、ほまれから聞いた視点が70cm高くなると水平線までの距離が1kmずつ延びるということを思い出す。
その結果、島と船の距離は約7キロ、2時間後に島に近づく。
だから宣言した。
「あの島で誉さんとランデブーします!!」
その顔に迷いはなかった。
偶然とはいえ、このタイミングで島を発見できたのは大きなチャンスだと思います。
食料問題は解決しなくても、船の修繕などできることは増えますし。
作戦会議
むつの言葉を聞いたシオンは、島でほまれを待ったとしてもほまれが都合良く見つかるか、ほまれが都合良く島を見つけてくれるかという疑問を挙げた。
その疑問にもむつがしっかりと答えた。
速度も向きもほまれと自分たちでは誤差がある。
だから島で狼煙を上げることにすると。
例えば煙が100メートル上がれば半径35キロ以内なら見えるはずだからと。
この計画にはほまれが35キロ以内の場所にいて、それでいて狼煙に気がついた上で島までほまれが来れないといけないという運に近い要素がある。
しかも風が強ければ狼煙の意味がない。
だがシオンはやれることはやるべきだと乗り気だった。
そしてそれはアスカも同じことだったが、アスカの言葉を聞いてむつはこの作戦が失敗することに気がついてしまった。
それは簡単な理由だった。
狼煙をあげられるようになる頃には、夜になっているからだ。
ほまれが海に落ちたのが午前4時頃、今が10時で島に着くのが12時間過ぎ、そしてほまれが追いつくのが10時間後。
深夜になるからだった。
そのことを説明するむつだったが、アスカには夜だとか関係ない作戦があるようだった。
狼煙は島にいる状態から誰かにアピールするまたは陸地にいる者同士が連絡を取り合うのに適した手段なので、スタートがお互いに海上というのは不利な点ですね。
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アスカの作戦
アスカの秘策は火薬だった。
ほまれは役に立たないと言っていたが、この状況では役に立つという。
ほまれは松の木から火薬を作っていた。
そして今から向かう島には松の木がたくさん生えているのが見えた。
島に着いたら火薬を作る。
アスカの作戦は、ほまれからも見えるくらいのでかい花火を打ち上げるというものだった。
花火を打ち上げるというのは面白い考えだと思います。
ただ定期的に打ち上げをしないと、色々な面で難しいという気がします。
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Case.105相対的なわたしたち考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、Case.105相対的なわたしたちの考察をしていきます。
ほまれはどうなるのか
これに関しては、Case102での考察にて展開してますので、そちらをご覧ください。
ほまれがどのようにしてやってくるのか
ほまれがそのまま流されるがままに島にやってくる可能性は低いように感じますが、彼女くらいのサバイバル能力があれば板に乗ってやってくると思えるのが不思議です。
花火を作るというのは面白い考えだと思いますし、今までの展開と被ることないということを考えれば妥当なラインだと思います。
今後の話の流れとしては、船にいる3人サイドの話が続き、花火を打ち上げてほまれと合流してから、ほまれサイドのストーリーが描かれるのではないかと思います。
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年3月22日発売の週刊ヤングマガジン17号に掲載された『ソウナンですか?』のCase.105『相対的なわたしたち』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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