『ソウナンですか?』Case.103ホロホロチョウが眠る月
それではさっそく、2021年2月22日発売の週刊ヤングマガジン13号に掲載された『ソウナンですか?』のCase.103『ホロホロチョウが眠る夜』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
前回の感想・考察はこちらから
Case.103ホロホロチョウが眠る月感想
まずはCase.103ホロホロチョウが眠る月の物語に触れつつ、感想を語ります。
知らされた不幸
ロープを頼りにして、アスカとシオンに引き上げられたむつ。
シオンはすぐにほまれがいないことに気が付く。
「ほまれさん…いなくなってて…」
ほまれのことを言うむつの目は、完全に生気がない。
むつの言葉にアスカもシオンも言葉を失う。
まだまだ風が吹き荒れ、波で船が揺れる中、アスカとシオンはほまれの名前を叫ぶが、その声に応える者はいなかった。
こんな状況で、大切な仲間がいなくなるというのは……もう……
友の無事を知り
むつを庇って流されたほまれは、なんとか流木に捕まっていたものの、押し寄せてくる波には勝てずに、何度も沈んでは浮かんでを繰り返す。
もう一度海面に浮かんだ時に再び流木に捕まりながら、船を確認しようとするが、なかなか見ることはできない。
そんな中、一瞬の間だけ船の姿が見えた。
その間にむつが船に戻れたことを知ったほまれは、安堵する。
そしてほまれは心の中で思った。
その船は沈まない。
きっとどこかに辿り着く…
嵐が過ぎたらきっと助かる
みんなと船を作れてよかった
一緒に遭難できてよかった
仲間が自分の名前を一生懸命に叫ぶ中、ほまれは力尽きたように目を閉じた。
ほまれの無事が分かったのに安心できたかと思えば、再び心配するような状況に……
大丈夫……絶対に助かるはず!
ほまれがいない絶望
朝が来ても、ほまれが戻ってくることはなかった。
むつは自分のせいでと自分を責める。
シオンは脱出を始めたことに後悔をしはじめた。
そんな中で最も冷静なのはシオンだった。
食料も水もアンカーも半分くらいなくなったこの状況で、判断を下さなければならない時が来たからだ。
アンカーを上げて移動するか、このままここでじっとしているか。
移動すればほまれを諦めたことになり、ここに止まれば食料問題がやってくる。
前に危惧していた、ほまれ以外の誰かが判断を下す時が来たのだ。
友を待つか、自分たちの脱出を優先するか。
3人はどうするのでしょうか?
スポンサーリンク
Case.103ホロホロチョウが眠る月考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、Case.103ホロホロチョウの眠る月の考察をしていきます。
ほまれはどうなるのか
これに関しては、Case102での考察にて展開してますので、そちらをご覧ください。
ホロホロチョウとは?
今回は少しの考察をば。
ホロホロチョウは実在する鳥です。
家禽としてのホロホロチョウは、神経質な上に寒さに弱いなど扱いに難しい部分もありますが、一方で病気には非常に強く、薬を使わなくても丈夫に育つという利点もある鳥です。
……今回のタイトルと関連性があるかどうかは、言及しないことにしましょう。
スポンサーリンク
関連記事
スポンサーリンク
感想・考察記事
まとめ
今回は2021年2月22日発売の週刊ヤングマガジン13号に掲載された『ソウナンですか?』のCase.103『ホロホロチョウの眠る月』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
スポンサーリンク
久遠綾乃公式Twitter
最新刊の購入
2021年2月10日時点での『ソウナンですか?』の最新刊は、以下のリンクより購入することができます。
紙版
電子版
『久遠綾乃』公式 Twitterもよろしくお願いします
『久遠綾乃』公式 Twitter(@STaketatu)も絶賛更新中です。
『久遠綾乃のあっやの〜ん♪ Ver.2.0』の更新情報や、たまにですが綾乃さんの個人的な呟きもあります。
ぜひTwitterをフォローして、更新情報や呟きをチェックしてくださいね!
コメント