『ランウェイで笑って』192着目:わたしね
それではさっそく、2021年6月30日発売の週刊少年マガジン31号に掲載された『ランウェイで笑って』の192着目『わたしね』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
サイト内検索
『ランウェイで笑って』の他の考察・感想記事やその他の作品の感想・考察記事、漫画の情報などを検索することができます。
前回の感想・考察はこちらから
192着目『わたしね』感想
まずは192着目『わたしね』の物語に触れつつ、感想を語ります。
ランウェイで笑うために
ちづるの着替えを手伝い、それを送り出した育人は心の中で思う。
『なんでランウェイで笑っちゃいけないのか。
それは笑わない方が服かがよく見えたから。
でも俺は「EGAO」のデザイナーだから』
舞台に現れた千雪を見た一同は圧倒され、オリヴィアは「なるほど」と口にした。
オリヴィアは千雪がシャルと戦うことに気がついたのだ。
そしてある者は”人”ためのデザイナーという存在に気がついた。
もしも仮に藤戸千雪のために服を作れるデザイナーがいたならと。
育人の意図に気がつくことができる時点で、見る目はしっかりとしているんですよね。
笑ってほしい
千雪の着替えを手伝っているとき、育人は千雪に話しかけていた。
「千雪さん、初めて話した時のこと覚えてますか?
あの時は…色々と諦めてて、デザイナーになる気なんてなくて。
でも千雪さんと仲良くなって、俺の日常が変わり始めたんです。
きっと俺と同じように千雪さんと出会って変わった人がいて、変えて、変えて、変えて。
気づいていますか?…千雪さん。
だから今日…俺はここにデザイナーとしていれて
千雪さんの…
もう俺たちの周りに、千雪さんを…「小さい」って馬鹿にする人はいないんですよ。
俺らは…俺らの周りの常識を変えてきたんです。
だから後は世界を変えるだけ」
”世界”を倒したら、ハイパーモデルです」
育人の言葉に千雪はお礼を言い、育人は優しく返事をした。
育人は心の中で思っていたのだ。
自分の服を着た人に笑ってほしいと。
千雪に笑ってほしいと。
もう一度パリに行きたいと言ってほしいと。
そんな育人に答えるかのように、舞台に出る直前に千雪は言った。
「育人…わたしね、パリに行きたいよ」
その言葉を聞いた育人は、涙を流していた。
育人のブランド設立は、もしかしたら…いやきっと、千雪の夢を応援するための手段だったのかもしれません。
スポンサーリンク
192着目:わたしねの考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、192着目:わたしねの考察をしていきます。
育人の夢
育人の夢はデザイナーになることであったかと思われましたが、今回の話を見た限り、いつの間にか千雪と並び立って、千雪の笑顔を作ることが夢になったのかなと思います。
そしてその夢は叶いつつある。
そのための手段を手にいれた。
ランウェイで笑うための物語は、育人の夢の変遷を描く物語でもあったような気がします。
スポンサーリンク
関連記事
スポンサーリンク
感想・考察記事
まとめ
今回は2021年6月30日発売の週刊少年マガジン31号に掲載された『ランウェイで笑って』の第192着目『わたしね』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
スポンサーリンク
久遠綾乃公式Twitter
最新刊の購入
『ランウェイで笑って』の最新刊21巻は以下のアフェリエイトリンクより購入可能です。
紙版
電子版
『久遠綾乃』公式 Twitterもよろしくお願いします
『久遠綾乃』公式 Twitter(@STaketatu)も絶賛更新中です。
『久遠綾乃のあっやの〜ん♪ Ver.2.0』の更新情報や、たまにですが綾乃さんの個人的な呟きもあります。
ぜひTwitterをフォローして、更新情報や呟きをチェックしてくださいね!
コメント