【感想・考察】『ランウェイで笑って』185着目：花丘真白の勝負

2021.04.28

『ランウェイで笑って』185着目：花丘真白の勝負

それではさっそく、2021年4月28日発売の週刊少年マガジン22・23号に掲載された『ランウェイで笑って』の185着目『花丘真白の勝負』の感想や考察を語りたいと思います。

お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。

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【感想・考察】『ランウェイで笑って』184着目：これまでの

2021年4月21日（水）発売の週刊少年マガジン2021年21号に収録された『ランウェイで笑って』184着目：これまでのの感想や考察みたいなものを語っています。みなさんもお手元に漫画をご用意していただくと、より楽しめるかと思います。

185着目『花丘真白の勝負』感想

まずは185着目『花丘真白の勝負』の物語に触れつつ、感想を語ります。

注目の理由

ランウェイに立ち、注目を受ける雫。
彼女のことに注目している人もいるが、他の人が着ている服に注目している人も多くいた。
その理由は、その服が『SNSでバズった服』であったからだった。

育人は研二から本気の服を求められて、作り方が思いつかないことに悩んでいた。
そんな中で花丘と話を繰り返すうちに、指示か細かい、教科書と呼びたくなるくらいだと言われ、それに対して何も言わなかったら困ると反論したが、花丘には困らないと言われてしまった。

それを聞いて意地になってしまった育人は、あるデザインを出した。
そして何も指示を出さないという条件のもと、良くなかったら修正をいっぱい出すと言った。
花丘はそれでこそ勝負だとやる気になった。

育人からデザイン絵を貰った花丘は、悩みながら試作を繰り返していき、何度も育人に修正を出される。
育人は細かく修正指示を出そうとするが、花丘が話しすぎだと止めた。
彼は育人が口にした纏まりすぎという言葉で育人の真意を理解し、育人が求めているのがアンバランスだということを理解して、どうしたらいいかを考えた。

育人は自分の一言とデザイン画で正確に把握できることに驚く。

その横で作り方を考える花丘だが、パターンの作り方が思い浮かばない。
そんな彼が手にしたのは木工用ボンドだった。

ボンドを服に塗り出した花丘に戸惑う育人だったが、花丘は不規則なアンバランスを頭で考えるのが無理だといい、布を切ってボンドを塗ったに投げた。

その光景を見た育人は目を輝かせ、そして花丘はこの偶然すらパターンにして見せると言い切った。
そして以前に花丘が言っていた、自分じゃ作り方が分からないような服という言葉を口にする。
そこからさらにアイデアを閃いた育人は、花丘にさっきしていたことを、理想のアンバランスができるまで繰り返すように頼んだ。

そして育人はその様子を動画に収め、美依の運営するSNSアカウントで全世界に発信した。
その様子を見たSNSユーザーたちは、服を作るということに興味を示し、バズることに成功した。

このような経緯で完成した服は「Ocelot」でも特集された。
そしてその服を着ているのは千雪だった。

千雪は雫と向かい合うと、緊張しつつすれ違おうとしていた。
それもそのはずで、彼女たちには、Aホールのランウェイに上がる2人で『喋ってくれ』という指示が来たからだった。

そして横に並んだ状態になると、雫は「こうやって一緒に歩くのは初めてね、千雪」と話しかけるのだった。