『ランウェイで笑って』184着目:これまでの
それではさっそく、2021年4月21日発売の週刊少年マガジン21号に掲載された『ランウェイで笑って』の184着目『これまでの』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
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184着目『これまでの』感想
まずは184着目『これまでの』の物語に触れつつ、感想を語ります。
東京ファッションウィーク開幕
映画の撮影を終えた北谷やセイラ、オリヴィア、ふみよなど業界関係者が続々と会場に入っていく。
その関係者の中には当然のように研二もいた。
肝心の育人は、設営された会場を美依とともに見ていた。
いよいよだねという美依に、育人は感謝の言葉を述べた。
美依のおかげでここまでこれたと。
美依はキャスティングくらいしか頑張っていないと謙遜するが、育人はそのキャスティングにすごく助かったと言う。
そして美依だけでなく、心や花丘にも同じように感謝の言葉を言いたいというのだった。
美依は育人の言葉に、いつもの調子で同意するのだった。
全力で準備したファッションウィーク。
育人の思い描くステージは無事に完成したのでしょうか?
打ち合わせ
育人は手書きの会場図を使って、当日の説明をしている。
育人の横には心がいる。
まずは関係者の前を普通に歩く。
先頭が出口についたくらいで2人目がスタートし、通路に入った1人目はぐるっと1周する。
その間に2人目が遅れて到着し、2人目は真っ直ぐAホールに向かう。
“一周”と”真っ直ぐ”の二つの距離の差を使って、2人並んでAホールを歩いてもらう。
それが育人の計画だった。
育人の思い描いたステージ。
それは父や母、姉弟や友達に上司、そして夫婦。
出会う人たちはその人の人生そのものみたいなもの。
だから並んで歩く2人の関係性で”人生を描く”
描くのは千雪が歩いてきた人生。
そしてファッションウィークの当日。
舞台にモデルとして立っているのは雫だった。
彼女のことを知っている面々は、そのことに驚いたり懐かしいと思ったりする。
彼女がきているのは、エコレザー素材のパンツに、体全体にあしらったフリンジのついた服。
最新のトレンドをうまく取り入れた『売れるのが明確』な服だった。
買い付け視点から見てもいい滑り出し。
作り手視点で見てもパタンナーの技術の高さがわかる。
そんな服だった。
どうして雫が!?とも思いましたが、テーマの中に千雪の人生があるのならば納得することができました。
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184着目:これまでのの考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、184着目:これまでのの考察をしていきます。
美依のキャスティング・雫登場の理由
美依と育人の会話の中に出てきたキャスティングという言葉。
今までの物語の中で出てきたキャスティングは心と千雪の2人でしたが、舞台に登場したのは雫でした。
これには、育人が描こうとしている並んで歩く2人の関係性で”人生を描く”という部分が影響しているのではと思います。
流石に研二をステージに出すのは無理ですが、モデルをしていた人やモデルとしてステージに立つことのできる人の中で、千雪に影響を与えたり、深く関わった人をキャスティングしているのではないかと思います。
雫は研二が設立した今はなきミルネージュにおり、千雪がモデルを目指したきっかけになった人物。
そんな雫がショーの最初に登場することで、モデル人生・夢の始まりを描いているのではないでしょうか?
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年4月21日発売の週刊少年マガジン21号に掲載された『ランウェイで笑って』の第184着目『これまでの』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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