『ランウェイで笑って』181着目:自己嫌悪
それではさっそく、2021年3月31日発売の週刊少年マガジン18号に掲載された『ランウェイで笑って』の181着目『自己嫌悪』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
前回の感想・考察はこちらから
181着目『自己嫌悪』感想
まずは181着目『自己嫌悪』の物語に触れつつ、感想を語ります。
育人の迷い
ファッションウィークのために、心は自分に何かできないかと育人に聞く。
そんな心に対して育人は何かを思いついたようだったが、結局言うことはできなかった。
輝きに満ちた育人の目と、その後の戸惑いの目が対比されているようで意味深に感じました。
借金する?
両ホールを同時に利用することは前例がなく、今の自分達では無理だと思う美依。
それでも一応と思い担当者とコンタクトを取るものの、やはりすぐに断られた。
その後、美依は実績と報酬のために仕事を3件取ってきたと育人に報告をする。
どれも実績としてカウントするには期待値は低いものだったけれど。
時間がないからと育人に声を掛ける美依の言葉に被せるように、育人は「ありがとうございます」と言った。
そんな育人に「1つだけ…確実にショーを実現できる方法があるよ」と美依が言った。
そして振り返った育人に「借金する?」というのだった。
美依は言う。
ファッションウィークの運営もビジネスだからお金は無視できないと思うこと、両ホールの使用料にランウェイの設営費。
想定していた予算の7〜10倍はかかる。
「失敗どころかショーが成功しても「EGAO」が潰れるか……」
「借金しましょう」
美依の言葉を遮るように、育人は借金をする決断を下した。
広くなった分の設営費だけ。
さらに運営が無視できない”実績”をSNSで作れないかと頼む。
見てさえもらえれば世界中に拡散される服を自分が必ず作る。
だから美依にはSNSの運用の仕方を任せたいと。
それを聞いた美依は、育人が強くなったなと思う。
そしてこれくらい実力で叶えないとパリにいけないとといい、了諾した。
今の育人は、服飾に関わりを持った時よりも強いのです!!
なんか他のことで悩んでる?
美依がちょうど事務所の中に入ろうとしているとき、美依が育人が何かに悩んでいることに気が付く。
今だけでなく、昨日に心が話しかけてきた時もそうだったと。
心は事務所の中に入らず、盗み聞きをするような形になる。
「心さんにファッションウィークでモデルをやって欲しいんです」
美依は心がモデルをすることに賛成する。
今回のショーにもピッタリだからと。
その会話を聞いた心は、ショーのコンセプトを千雪にすることと同時に『千雪が育人に想われていること』に嫉妬する。
こんな時まで嫉妬してしまう自分を嫌だなと口にする心。
そんなことは梅雨知らず、育人の言葉は続いていく。
「…でも言いたく…なくて…。心さんがどんな気持ちでモデルやめて、どんな思いで服飾の世界に入ったか知ってるから」
その育人の言葉を聞いた心は、自分の気持ちを引き締めなをす。
美依は育人に優しいと言うが、育人は否定する。
ただ心に無理を言って辞められたらどうしようかと怖いだけだと。
それを聞いた美依は、自分も結構無理を言われてるから辞めようかなと冗談を言われて焦ったり、その隙に気合を入れ直した心が入ってくるなどして、バタバタとするのだった。
もう一度モデルとしての心が見れるという希望が!?
私的には嬉しいです。
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じゃなきゃ「BEYOND」にした意味がない
一方で「BEYOND」になった事務所にいる研二は、シャルの案件が3つ新たに契約締結となり、これで新規獲得案件が6件になったことを聞く。
しかし研二はもっとだといい、そうじゃないと「BEYOND」にした意味がないという。
そして「成功させるぞ」と言うのだった。
彼が何を企むのか。
もしかしたら今度は育人の敵として登場……なんてことがなければ良いのですが。
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181着目:自己嫌悪
物語に触れ、感想を紹介した次は、181着目:自己嫌悪の考察をしていきます。
研二の動きと千雪の働き
千雪が育人のブランドの服を着てファッションウィークを歩くためには、少なからず彼女の所属する事務所の許可が必要となります。
しかし「BEYOND」となった今、影響力が小さすぎる案件は引き受けにくくなっったのではないかと思います。
そのための交渉が必要になってくるのではないでしょうか?
誰から借金をするか
この件があまり深掘りされることはないとは思いますが、普通に企業向け金融機関で借りてくるのではないでしょうか?
ここで綾野遠とかシャルとか研二が出てきたら、腰を抜かしますし。
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年3月31日発売の週刊少年マガジン18号に掲載された『ランウェイで笑って』の第181着目『自己嫌悪』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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