【パラレルパラダイス/感想・考察】第9話:誓って契って

パラレルパラダイス
画像出典:講談社コミックプラス
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『パラレルパラダイス』第9話『誓って契って』

それではさっそく、『パラレルパラダイス』第1巻収録の第9話『誓って契って』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。

本ページは本サイトバージョンアップ及び他のブログとの統合に伴い、2024年10月27日以前に投稿・公開されていた内容を移植して公開したものになります。なお本ページ公開時点にて、不適当と判断した語句等については、記事の内容への影響に注意した上で差し替え対応を行っております。

感想

陽太はジーニアスの言葉で、自身がこの世界に来てからの答え合わせのようなことをしました。その答え合わせの表情がよく表現されていて、この『パラレルパラダイス』の世界により一層、のめりこむことが出来ました。

考察

今回は、陽太がジーニアスの言葉を介して知ったこの世界のことについて考察していきたいと思います。

違和感の答え合わせ

ジーニアスの言葉を受けた陽太は、嘘だと思いたいが、実際に目にした事実に目を背けられませんでした。

私が感じていたように、陽太も町を歩いたときに『町に若い女の子しかいない』ことに違和感を持っていたことが確定しました。

そしてジーニアスは陽太のみんなは交尾をしなかった場合のことについて知っているのかという質問に『成人したら死ぬことは当然知っている』と答えます。

もう少し引っ張るかとも思いましたが、ジーニアスの言葉から、早速答え合わせが出来るのは意外でした。

死なない方法

ジーニアスが町の違和感の答え合わせとともに、重要なことを言っています。

「だが、交尾をすれば死なないことは知らない」

ジーニアスが交尾をすれば死なないということに関しては、みんなは知らないと断言しています。
また「教えても仕方がない」とも言っています。

「何千万といるこの世の女全てをお前に救える訳ではない」

まあ男がいないのが確定しているような世界で、一般的に”交尾”と呼ばれる行為をしたら、成人になっても死なないと知ったところでみたいなところはあるので、ジーニアスの諦めたような言い方も分かります。

神の呪い

ジーニアスにより、この世界の女性が処女のまま成人すると死ぬということや交尾すれば助かるということは、直接否定されています。

「……違う 呪いだよ」
「この世界の嫉妬深い神のな」
「私とは違う 恐ろしい神だ。だが嫉妬深い神を殺せば 呪いは解ける」

ジーニアスの言葉により、意図的にこの異世界には女性しか、しかも若い女性しか存在しないことが判明しました。

またジーニアスとは別の神の存在が明かされることで、実質的に神に反逆するまた別の神(今回の場合はジーニアス)の対立構造にあることが分かりました。

今後の展開としては、嫉妬深い神を倒すという神殺しの旅に出るという展開に続きそうです。

まとめ

今回は第9話『誓って契って』の感想と考察をお届けしました。
この世界での真実に少しでも触れられる話が第9話だと思いました。

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第9話『誓って契って』は第1巻に収録されています。第1巻は下記のアフェリエイトリンクより購入可能です。

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