『パラレルパラダイス』第7話『失意と決意』
それではさっそく、『パラレルパラダイス』第1巻収録の第7話『失意と決意』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
感想
まぁ致しているところに誰かが来たら気まずいですよねー。
この場合は少し違うけれど。
ルーミとリリアの二人の気持ちも分からなくはないし、陽太の気持ちも思春期男子ならそうはなるよねぇといった感じ。
なんだかんだで、リリアと致しそうになっているのを見たルーミの嫉妬心見たいな感情も恋愛要素としても面白いものが見れそうだと感じてきました。
しかも前回の続きでサービス回が続くかと思えば、全くそんなことはない!
考察厨に片足を突っ込みつつある私としては随分と面白くなってきました。
考察をしていく上で、物語が進むのは大切ですからね。
考察
今回は考察の種としていくつか新たに発見したことを考えていくことにします。
修羅場について考えた結果
ルーミとリリアとの一件があった陽太は、自分がこの世界で何をすることができるかを考えた結果、とんでもないことを考えつきます。
『やっぱ交尾しかないんじゃないのか…?』
陽太はこんな風に考えているのを俯瞰的に見ると、ただ単に思春期男子だなぁと思うだけですが、メタ的に考えると本当にそうじゃないのか?と考えることができるように感じます。
ルーミやリリアが触れただけで発情するという状況は、男が陽太しかいないという状況を考えると、どうにも都合が良い・良すぎるように見えます。
もちろんそれが物語だと切り捨てることも可能ですが、ここでは切り捨てず、その行為自体に何か意味があるように見えるという話をします。
単にエロい展開が続くだけのギャグ漫画ならいざ知らず、冒険者というか、ファンタジー要素のあるので、やはり何か意味があるように感じます。
私は陽太がこの世界の女性を発情させて、交尾をすることで何か重要なことが起きる……なんてことがあったりしないのかなぁと考えています。
陽太が交尾をすると見せかけて全くしない描写が続くのは、もしかしてそんな意味があるのでは?と私は思うのです。
陽太の感じた違和感
陽太がフラッと町に出た時に、本当に女の子しかいないことを改めて確認しました。
それと同時に、彼は違和感を感じました。
『女の子しかいないってだけじゃない。
それ以外にも感じる不自然さ…』
この違和感は、今後の展開として明確に何かを表すための布石のように感じます。
ということで、陽太の感じた違和感について考えます。
具体的にモブ女性たちの顔が描かれていないので、この考察が当たるかというか、当たっていたらある意味で怖いのですが、陽太が『女の子』と言っているので、もしかして……
この町には女の子と呼べるくらいに若い女性しかいない?
だとすれば、その女の子に当てはまらないくらいの女性たちはどこへ消えているのか。
城の中に連れていかれているのか、それとも知識の蓄積を防ぐために故意的に間引かれているか。
話し言葉だけが生きていて、文字という文化が失われている現状では、後者があり得そうで恐ろしいのですが、みなさんはどう思いますか?
クインテット勢揃い
今陽太たちをいる町を守っているのが、クインテットと呼ばれる5人組のガーディアン。
というか、ルーミもリリアもガーディアンの1人ってお前らは本当に発情してて大丈夫なのかよ!?ということは放っておくことにします。
陽太の件を共有するために集められた他3人ですが、陽太が男の子だと聞いて驚いてしまっています。
というか間抜けな驚き方が、本当に大丈夫か?と不安になりました。
今後、簡単に陽太に触れて発情する展開が見えてしまいました。
まとめ
今回は第7話『失意と決意』の感想と考察をお届けしました。
第7話にして、少しずつ異世界の真実に触れてきたような感じがして、ワクワクします。
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第7話『失意と決意』は第1巻に収録されています。第1巻は下記のアフェリエイトリンクより購入可能です。