【パラレルパラダイス/感想・考察】第5話:魔玩の射手

パラレルパラダイス
画像出典:講談社コミックプラス
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『パラレルパラダイス』第5話『魔玩の射手』

それではさっそく、『パラレルパラダイス』第1巻収録の第5話『魔玩の射手』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。

本ページは本サイトバージョンアップ及び他のブログとの統合に伴い、2024年10月27日以前に投稿・公開されていた内容を移植して公開したものになります。なお本ページ公開時点にて、不適当と判断した語句等については、記事の内容に影響の内容に注意した上で差し替え対応を行っております。

感想

リリアがエロい!
本を読むことで昔の人の生活を知って自分たちに役に立つ云々と言いつつ、みんなが来る公共の場で致してるのがヤバイ。

そして陽太の言うことを簡単に聞くのもエロい。
うむ。
今回はただのサービス回でしたね。

考察

まぁサービス回とはいえ、少しだけ考察が進んだ部分もあるので、そこに触れることにしましょう。

失われた文字の読み方

第4話の考察でも少々触れましたが、やっぱり男女の後尾について示す文献はあったようです。ただその文献……というか、本をリリアは真面目な使い方をしていなかったわけですが。

その場面の中でも注目のポイントは、リリアとルーミが交わした会話です。

「文字の読み方は今はもう失われてしまったけど…
本が読めたらきっと色んな事がわかるんだろうにね…」

彼女たちが話す言語は日本語と同じ発音をするシーザー語なのに、文字の読み方はこの世界には伝わっていなようです。
ただこの描写にはかなり違和感があります。

そもそも、日本語がシーザー語であると分かったのは、第3話にて、陽太がルーミに連れられるがままはぐれエルフのサユリさんの店先に来たことがきっかけです。

はぐれエルフの薬屋の店先には、確かにひらがなにカタカナに漢字と、明らかに日本語が書いてあったからです。

リリアがエロすぎて絵の部分しか見てくれなかったので、本の文字の部分が描写されていなかったことがあるのでなんともいえませんが、可能性はいくつか考えられます。

日本語の発音=シーザー語の発音だけれど

陽太の話す日本語がシーザー語と同じ言語だということは確認できています。
しかしそれが日本語そのものがシーザー語と完全に一致しているということを確認していないことに(少なくとも私は)気がついていなかったのです。

日本語とシーザー語の発音と意味が完全に一致しているのは、劇中の描写からほぼ確実だと言えるでしょう。

しかし、シーザー語という言語の文字を私たちは見たことがないのです。
正確には言及されたことがないのです。

はぐれエルフのサユリさんの店には、明らかに意味のある日本語が書かれた旗やポスターがありました。
しかしルーミはそのことに全く触れていませんでした。

陽太は「ってかなんで漢字なんだよ。ここ異世界なんじゃないのか?」と言っていたのに、そのことにも触れていませんでした。

彼女がそのことに触れなかったのは、そもそも陽太の話が聞こえていなかったのか?とも考えましたが、そうとは難い状態です。

発音は日本語だが、文字は違う?

私たちの世界でそうであるように、さまざまな言語があり、さまざまな文字がこのシーザー王国にはあるのかも知れないと考えると、少しだけ自分を納得させることができますが、そうとも言い難いような感じもします。

例えば、話し方は日本語で文字は英語であれば、私たちでも簡単に読むのは難しいと思う人が多いでしょう。
そんな感じで、異なる言語が故意的に残されているという可能性が大きくなってきたような気がします。

まとめ

今回は第5話『魔玩の射手』の感想と考察をお届けしました。
まだ第5話であるため、考察というよりは今後の考察の種を見つける作業でしたが、今後のお話をより楽しく読むお手伝いができたら嬉しいです。

収録巻を購入する

第5話『魔玩の射手』は第1巻に収録されています。第1巻は下記のアフェリエイトリンクより購入可能です。

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