『パラレルパラダイス』第4話『秘密の秘密』
それではさっそく、『パラレルパラダイス』第1巻収録の第4話『秘密の秘密』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
感想
男性として期待したような展開はありませんが、まぁ焦らしプレイが好きな人は好きなのでしょうと言った終わり方をしましたね。
少しずつ秘密に近づくための情報が出てきたので、また少しですが考察が捗りそうです。
……にしても、なんか妙にエロい描写が多く差し込まれるのは、やっぱりヤングマガジン作品だからなのかな?
ここから先はもしかして、エロと真面目のサンドイッチなのかしら?
どうなんだろうねぇ……
考察
簡単な感想を挟みつつ、考察を始めていきましょう。
陽太の力と発情
この世界に陽太は呼ばれたのか、現れてしまったのかといった状況は分かりませんが、この世界においての現状での陽太の能力は、次のもののようです。
触れた女性を発情させる
陽太に触れたルーミも発情し、そしてリリアも発情した。この現象は彼女たちの様子から陽太独自の能力のようです。
またリリアが陽太に触れたことで自分が発情したことに気がついた時、彼女は自力で陽太が男だという結論に辿り着きました。
これらのことから、どうやら次の事象はこの世界において当たり前の知識として定着しているようです。
男に触れると、発情してしまう
しかも当たり前のようにリリアは「教科書の中でしか見たことのない人間の男の子が今まさに ここに…」と言いました。
その教科書と呼ばれるものが、私たちの想像する教科書なのか、それとも古の男児のみが知るアレのことなのかは分かりませんが、どうやら男と発情が密接に関係する資料があることは確かなようです。
やっぱり町は他にもある
陽太とルーミの会話で明かされましたが、シーザー王国にはお城と5つの町がある。そしてこの世界には男はどこにもいない。
シーザー王国の話しかしていないのに、この世界と断定しているのは、この世界にシーザー王国しかないからでしょう。
つまりドラ◯エみたいな感じで、世界一つで一王国と言う感じなのでしょう。
今後の展開としてあり得るのは『陽太が男であることを巡って他の町と争いが起こる』といったことではないでしょうか?
出生の秘密
ルーミ曰く、ルーミたちはお城で生まれたこと、その時の記憶はないこと、時々お城から子供が連れられてくるといったことが語られました。
陽太はその城のことを『人間が生まれてくるというあの城…なんだか闇が深そうで不気味だ』と評しています。
この城で本当に子供が産まれているのだとしたら、いくつか説か考えられます。
- 無から女性だけを生み出す装置がある
- 実は男女区別なく生まれるが、城の外に出る前に間引かれている
- 鳥の卵のように、卵から生まれてくる
……3だとどうやって受精を?問題があるので、もっと別の説があるのかも知れません。
月が明るい
モノクロ印刷かつ物語の登場人物である陽太の主観なのでなんとも言いづらいものがありますが、でかい月が2つあるからか、夜でもそんなに暗くないとのこと。
つまり、田舎の田んぼ道よりは明るいと……。
まぁ部屋の中に電気もロウソクもないと言及されているので、もしかしたら常夜灯くらいの明るさはあるのかも知れません。
直後に発情したリリアが入ってきた彼女の様子もしっかりと視認できていましたし。
まとめ
今回は第4話『秘密の秘密』の感想と考察をお届けしました。
前回よりは考察が進みましたが、まだまだスローペースになりそうです。
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第4話『秘密の秘密』は第1巻に収録されています。第1巻は下記のアフェリエイトリンクより購入可能です。