【パラレルパラダイス/感想・考察】第1話:落ちた世界 君と出会い

パラレルパラダイス
画像出典:講談社コミックプラス
《注意》本サイトのコンテンツはアフェリエイトを用いたPRを含む内容で構成されております。詳しくは当サイト規約をご確認ください。
《注意》本サイトのコンテンツはアフェリエイトを用いたPRを含む内容で構成されております。詳しくは当サイト規約をご確認ください。

『パラレルパラダイス』第1話『落ちた世界 君と出会い』

それではさっそく、『パラレルパラダイス』第1巻収録の第1話『落ちた世界 君と出会い』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。

本ページは本サイトバージョンアップ及び他のブログとの統合に伴い、2024年10月27日以前に投稿・公開されていた内容を移植して公開したものになります。なお本ページ公開時点にて、不適当と判断した語句等については、記事の内容に影響の内容に注意した上で差し替え対応を行っております。

感想

まず最初に思ったのは、仁科が可愛いということ。
気がつけば彼女のことを見ている陽太はクラスの友人にからかわれるというよくある日常は、割とマンガの中でも割と恋愛モノをよく読む私は、彼女と陽太の恋愛劇を想像した。

しかしその想像は簡単に裏切られて、陽太は奇妙な布を被った何者かにいきなり窓から突き落とされる。

『こんなことになるならあいつに……』

そう後悔する陽太は気を失い、気がつけば森の中。
自分が怪我をしていないことに驚きつつも、陽太は家に帰るために歩き出す。
そんな陽太の前に現れたのは、まさにファンタジーの世界と言い切れるほどの景色。

ここまでの流れで見開きの扉絵込みで13ページ。
冒険物は実はドラゴンボールくらいしか読んでいない私だが、どこかわくわくした。
この流れで出会うのが、女剣士と喋る鳥。
ルーミーと名乗る彼女は、陽太曰くどこか“あいつ“に似ているという部分が、これからの恋愛劇に繋がるのかな?と思う。
まぁ、彼女は男がいることに驚きすぎてそれどころではないみたいだが、こんな風に登場する女の子は、きっとすぐにデレる。

……まぁ、結論から言えばこの世界のことを説明するためにとにかくエロいことになってしまうのだけれど。

陽太に触れたことで発情するルーミーに、いきなりリザードが襲いかかってくる=危機に陥るのも、あるあるだろう。
咄嗟のことに対応できないルーミーを、陽太は剣道で助け、陽太のおかげで無事に助かる。
そして陽太の言葉で発情する。
いきなりキスをしたかと思えば、鳥に生殖行為=交尾をしろと言われて陽太は戸惑うところで1話は終わり。

うん……あっ、コレはエロいやつだ!

エロいだけのマンガなら世の中にごまんとあるが、この作品はそこそこに伏線が貼られている。
エロとミステリーの両方を楽しめそうな作品に出会えて、私はドキドキした。

考察

ながながと感想を語りましたが、ここからは考察パート。
今後に繋がりそうな部分についてまとめてみました。

仁科とルーミー

作中で最初に登場した仁科は、陽太の幼馴染で気がつけば見ているくらいには気にしており、命の危機に瀕した時には『こんなことになるならあいつに……』と思うくらいに想っている。
一方でルーミーは、陽太が目が覚ました場所で出会ったシーザー王国の聖騎士。
陽太はルーミーを見た時に『どことなくあいつに似てる……』という感想を抱いています。

この陽太の感想が彼女の容姿に対する感想なのか、それとも雰囲気に対する感想なのか。
この部分は、今後に繋がる部分なのではないかと思います。

陽太を襲った何者かの正体

陽太が異世界転生するキッカケになったのは、ボロボロのツギハギみたいな布を被った何者かに襲われたこと。
ただ単に無作為に誰かを傷つけるわけではなく、真っ直ぐに陽太に襲いかかってきたことに、何か意味があるような気がします。

元も子もないことを言えば、陽太が主人公だからで終わってしまいますが、ここではそうではなく物語上の意味を考えたいと思います。
今後の考察のために考えておくべきことは主に3つです。

一つ目のポイントは陽太を見つけた瞬間に、いきなり彼のすぐそばに瞬間移動したかのように現れて、彼の首を絞めてそのまま自分ごと身を投げる。
陽太を襲うだけでなく自分ごと。
そして転生先にはいなかった。
そのことに明確な意味があると思いますが、現状は考察するための要素が少ないため、今後、新たな情報があれば、改めて考察することにします。

さて、二つ目のポイントは、誰も謎の人物について言及した場面がないことです。
苦しんでいる陽太や陽太が窓から落ちたことに反応するコマはあれど、誰一人として陽太を襲った人物について口にしていない。
どこか奇妙に感じたのは私だけですかね?

最後のポイントは、転生先にいたのが陽太だけだったということ。まだ現代での描写がないのでなんとも言えませんが、陽太を襲った人物だけが消えたように見えるのが、少し奇妙に感じました。

赤と青の月・紫色の夜

ドラゴンの描写と同様に、陽太のいる場所が地球ではない場所だということを示すための説明のために登場しただけの描写でしょう。
しかし月が二つ、赤と青と色まで説明されているので、今後の考察に繋がるかもしれない要素として、頭の片隅においておくことにします。

ジーニアスは何者か

ルーミーの肩に乗って現れたのは、鳥の姿をしたジーニアス。
彼は陽太がいた星が”地球”であると聞いたこと=地球を知っていることやルーミーが発情したことについての説明や”この世界に何千年も男がいないこと“を事実として知っており、またこの星に住む女性が男性に免疫がないということも言い切っている。

ジーニアスがルーミーに神と説明されていることから、知っていて当然なのかもしれないが、少し気になる部分がある。

少なくとも過去にはこの星には男がいたこと、陽太が元いた世界を地球と定義し、今いるこの場所が別の場所であることを『君は地球から来たのではないのかね?』と聞いていることから、少なくとも神であるジーニアスの言い分的には、今いる場所は地球ではないということが分かりました。
ただコレが真実かどうかを検証することができないため、今後の描写によっては、ジーニアスの言葉を疑う必要があるのかもしれません。

まとめ

今回は第1話『落ちた世界 君と出会い』の感想と考察をお届けしました。
まだ第1話であるため、考察というよりは今後の考察の種を見つける作業でしたが、今後のお話をより楽しく読むお手伝いができたら嬉しいです。

収録巻を購入する

第1話『落ちた世界 君と出会い』は第1巻に収録されています。第1巻は下記のアフェリエイトリンクより購入可能です。

次の考察記事を読む

ありません

ー 現在ー

タイトルとURLをコピーしました