【感想・考察】パラレルパラダイス 第173話:忍ぶれど、色に出にけり・・・・・?

パラレルパラダイス
画像出典:講談社コミックプラス

『パラレルパラダイス』第173話『忍ぶれど、色に出にけり・・・・・?』

それではさっそく、2021年11月21日(月)発売の週刊ヤングマガジン52号に掲載された『パラレルパラダイス』の第173話『忍ぶれど、色に出にけり・・・・・?』の感想や考察を語りたいと思います。

お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。

第172話の感想・考察はこちらから

【感想・考察】パラレルパラダイス 第172話:icon
2021年11月15日(月)発売の週刊ヤングマガジン2021年51号に収録された『パラレルパラダイス』第172話:iconの感想や考察みたいなものを語っています。みなさんもお手元に漫画をご用意していただくと、より楽しめるかと思います。

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第173話『忍ぶれど、色に出にけり・・・・・?』感想

まずは第173話『忍ぶれど、色に出にけり・・・・・?』の物語に触れつつ、感想を語ります。

いいから受け取れ!!

マロンは真面目な顔で陽太に言う。

「おれと殺し合いをしろ。お前がおれの命を託すのに相応しい男かどうかを見極める。受け取れ。お前に生かす価値がないことがわかれば、国母様の命令通り殺す」

クナイを構えつつ、自分にも楔を渡してくるマロンを見て、陽太は半分呆れたように言う。

「アホくさ。どうせ交尾するのに……」
「はぁ?」

今までのガーディアンたちと同様に、こいつは何を言っているのだろうかという反応を示すマロン。
そんなマロンは、陽太の指摘を聞いて、だんだんと汗をかいていく。

「つまりあれだろ?本当は男と交尾をしたいけど、国母に禁止されているから立場上 出来ない。でもおれが本当に世界を救う能力があれば国母を裏切ってでも交尾する建前が出来ると」

そして陽太は端的な結論を出す。

「そんな言い訳のために殺し合いをするなんて無意味だ。さっさと交尾しようぜ」
「黙れ。なぜおれが交尾したがっている前提なんだ?」

陽太の指摘に頷くことのできないマロンは、やはり今までのガーディアンたちと同様の指摘をされてしまう。

「匂うんだよ。お前の膣から垂れてる汁のにおいが」
「!?バカな」

狼狽するマロン。
そんなマロンに陽太は、追い打ちをかけていく。

「だったら当ててやろう。今日初めて会ったお前が好きな食べ物はズバリ……チーズだろ?」
「…………」

開いた口が塞がらないマロン。
そんなマロンは、動揺しながら違うと連呼するが、陽太に動揺しすぎ・否定できてないと言われると、焦ったように「いいから受け取れ!!」と陽太に無理やりクナイを渡した。


結論は決まっていても、特定の手段を取らないといけない場合というのは現実でもありますからね。
戦って負けたという既成事実が必要だと判断したととることにしました。

この部屋で戦うのか?

無理やりクナイを陽太に渡したマロン。
そんなマロンに陽太は「この部屋で戦うのか?」と聞く。
マロンは「そうだ。敵は場所を選んでくれない。いついかなる時に襲われても対処出来なければ意味がない」という。

そんなマロンに「さっきは簡単にチョップを喰らったくせに…」と呟くと、マロンは「いきなり後ろから襲われたら仕方ないだろ!!」と迫真の反論をする。

そしてそんなマロンを陽太は「お前ホント自分には甘いな」と評価するのだった。


つい最近もどこかで見たようなやり取りに感じるのは気のせいかしら?


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あっ……

陽太は仕方がなく「いいだろう来いよ。お仕置きしてやる」とマロンに言う。
そんなマロンは「おれを甘く見ない報がいい。人を殺すための訓練を何年も続けてきたんだ。お前が無能だと判断したら容赦なく殺す」と自信満々に宣言した。

そんなマロンに陽太は「あっ……」といい、マロンはつられて「ん?」と油断してしまった。
その時点で陽太の勝利は決まってしまったようなものだった。

「肩に毛虫が…」と言われたマロンは「えっ!?」と慌てて確認する。
その隙に、陽太はマロンの左頬に触れた。

その瞬間に、マロンの中にドクンと電撃が走る。

自身の泉から思い切り水を溢れさせたマロンは、力が抜けたように床に座り込んだ。
そしてそんなマロンに陽太は指摘するのだった。

「だからお前は言ってることと実力が比例してないんだよ。よくそんなんでガーディアンになれたな」

そのほかにも陽太は色々と話しかけるが、マロンの興奮は収まらない。

『なんだこれは…急に…体が熱く…』

マロンは必死に立ち上がろうとするが、泉からあふれ出る水の量が増えるだけで、立ち上がれない。

「気の毒だけど、この世界の女は男が触れたら発情するようになってるんだよ」
「なんだと!?」

マロンにそう宣言しつつも、陽太は心の中で考える。

『…これもひょっとしたら…金城が仕組んだことなのか……男にとって都合がいいように…だとしても…彼女たちを救うには交尾しかないんだ』

自分を納得させた陽太は、マロンに問う。

「まだ殺し合いをするか?それとも交尾するか?」

興奮が収まらないマロン。
そんなマロンは、陽太に衝撃の告白をするのだった。

「おれは…おれはオナニー依存症なんだ…」
「……は?」

今度は陽太の口が塞がらなくなる番だった。

「おれはいつも…性行為のことで頭がいっぱいなんだ。性欲が生活の中心なんだ」

その後、マロンは自分でいろいろしたことや、外でしたり、動物のまねごとをしたりしたことを告白した。

「まだ見ぬ男との交尾…毎日おれはそればかりを考えていたんだ。国母様から男との交尾は死罪とされても…だからこそまだ見知らぬ禁断の男とまぐわう自分を毎日想像して興奮していたんだ」

泉をあふれ出しつつ、なんとか立ち上がったマロンは、陽太の前に立ち、息を切らしながら言った。

「そして…今…その男が目の前にいる…お前の言うとおり、お前との殺し合いなんて自分のための言い訳だ」


別角度で強キャラだった!!


答えろ

陽太を目の前にして、マロンは心の中で『おれはお前と初めて会ったときから発情していた』と内緒の告白をする。

「それでもおれは交尾を躊躇しているんだ。無数の女と交尾したお前はおれにも簡単に交尾というが、それはガーディアンの職務を捨て今までの努力を無駄にし国を追われて自分の命を狙われることになるんだ」

そのうえで、今度はマロンは陽太に問う。

「それでもお前はおれに交尾をしろと言えるのか。答えろ」

それを聞いた陽太は、心の中で考える。
だがすぐに結論を出した。

『……重…けど…命より大事な物なんてない』
「もちろんだ。お前の積年の性欲、おれが成仏させてやる」

その言葉に、マロンはきゅんとしてしまった。
そして陽太に触れて、キスをする。

そのまま陽太を押し倒したマロンは、興奮しながらしっかりと陽太の服を脱がそうとする。
最終的に服を切り裂かれた陽太は驚き、マロンを見てあることに気が付いた。

『ダメだ…興奮しすぎて我を忘れてる…』


半分サービス回で、次回は本格的にサービス回ですね。


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第173話『忍ぶれど、色に出にけり……?』の考察

物語に触れ、感想を紹介した次は、第173話『忍ぶれど、色に出にけり……?』の考察をしていきます。

今回は陽太が途中で考えていた『…これもひょっとしたら…金城が仕組んだことなのか……男にとって都合がいいように…だとしても…彼女たちを救うには交尾しかないんだ』という部分について考えます。

理屈はあっているが?

今回の話の中で陽太は『…これもひょっとしたら…金城が仕組んだことなのか……男にとって都合がいいように…だとしても…彼女たちを救うには交尾しかないんだ』と考えました。

理屈的にはあっている部分がありますが、少々疑問が沸く考えでもあります。

男にとって都合の良い世界

この場合における男にとって都合の良い世界というのは『女性が男と交尾をしないと20歳までに死んでしまう世界』という現状を指しているのは間違いないでしょう。

女性は交尾をしないと20歳までに死んでしまうということは、逆説的に言えば『必ず交尾をしなければならない男がいる』ということになります。

当たり前といえば当たり前の話ですが、実はこの部分は重要です。
陽太の証言や記憶の中の人物像でしか金城(嫉妬深い神)のことが分からないのでなんとも言えませんが、少なくとも金城が望んでこのような世界になったのであれば、なぜ金城が封印されたのかがよく分からなくなってくるのです。

大前提として:出生

陽太たちがもともと住んでいた世界(時代)では、人間も動物と同様に交尾をすることによって繁殖をしていました。

しかし今、陽太たちがいる世界では母親という概念が存在しない以上、人間は交尾では繁殖しないということになります。

また忘れられがちな部分ですが、この世界では三千年単位で男が生まれていません

この部分も誰かの意思が反映されていることは確かでしょう。
男がいなくても人間が反映できる。
そんな世界を望むのは、嫉妬深い神である金城であると想像できますが……?

世界の仕組みはいつ変わったのか

金城(嫉妬深い神)が、自分だけが女にモテる世界を作ろうと考えたと仮定します。
この際に、順番は更なる考察の余地がありますが、少なくとも以下のような思考プロセスがあるでしょう。

  • 自分だけが女にモテる世界を作りたい
  • 自分が女に必要とされる世界であればよい
  • 女性は男と交尾をしないと成人前(20歳まで)に死んでしまう世界を作ればいい
  • 女どもが自分以外の男の所に行くのをなんとかしたい
  • そうだ、男が自分しかいなければいいんだ
  • 世界に自分以外の男が存在しない状況を作ればいい
  • この世界での人間は女性しか生まれず、男がいなくても繁栄できるようにしよう

少なくとも上記のような思考プロセスがあるような気がするのですが、そうなると、金城(嫉妬深い神)がいつ・誰に封印されたのかが謎になります。

嫉妬深い神=金城はいつ封印された?

嫉妬深い神である金城が封印されているのは確かで、封印に必要な剣は男にしか使えないという情報があります。

このような状況下で、男にしか使えない剣が使われている以上、男によって封印されたと考えるのが定石でしょう。
しかし、これはミスリードなのでは?と私は考えています。

本当の条件

実は嫉妬深い神を殺せる剣を使用した際の条件は次のような状態なのではないでしょうか?

  • 男が使うと、神を殺すことができる
  • 女が使うと、神を殺せないが封印はできる

上記の条件であれば、この世界に存在する男が金城=嫉妬深い神のみであっても、今の状況が成り立ちます。

作中で、実際に剣に触れた人物が描写されていない以上、この部分は疑うべき部分だと思います。

真実は実際に描写されないと分からない

現状は上の見出しの通りです。

私が嫉妬深い神が仁科であるという情報に騙された理由は、作中の登場人物たちの証言を信じすぎたことにあります。

これからの考察に必要なのは、各個人が言った言葉は、描写がない限りは疑うべき事象であるということでしょう。


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まとめ

今回は2021年11月22日(月)発売の週刊ヤングマガジン52号に掲載された『パラレルパラダイス』の第173話『忍ぶれど、色に出にけり……?』の感想や考察を語りました。

みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。


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