『パラレルパラダイス』第161話『ひみつの蜜酒』
それではさっそく、2021年7月26日発売の週刊ヤングマガジン35号に掲載された『パラレルパラダイス』の第161話『ひみつの蜜酒』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
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第161話『ひみつの蜜酒』感想
まずは第161話『ひみつの蜜酒』の物語に触れつつ、感想を語ります。
ご馳走と感謝と仁科
戦いを終え、状況の落ち着いた陽太たちは食事を取る。
「せっかくのお食事ですのに<嫉妬深い神>は来ないのですか?」
「ああ、声を掛けたけど体調が良くないらしい」
トリスの疑問に陽太はこう答えたが、実はそれは嘘だった。
本当は陽太が来ないように言っており、この世界の人間にとって殺したい相手である仁科の正体を知る人となるべく一緒にしたくないという陽太の思いだった。
「しかしこの料理、本当に旨いよ」
陽太が食事に言及すると、ロミーが彼女たちが作ってくれた、我がアルスレイヤの精鋭だと2人の女性を紹介した。
陽太が2人にお礼を言うと、2人の女性は簡単に発情した。
「ヨータ!!そうやってすぐ色目を使わないの!!」
その状況を見たルーミが慌てて陽太の首元を掴みながら注意した。
そんな中でも、陽太は食事にミードがないなと思っていた。
ミードを飲まないとみんなシラフなので、このような状況では交尾に発展しない。
せっかく仁科もいないのにと考えながら食事を続けた。
こうして食事が終わると、食後にデザートがあるので席を移動するように案内された。
仁科の心配をする陽太を尊敬しかけましたが、そういえば陽太は・・・はい、交尾が目的。
流石に好きな人の前でそんなことはできませんよね。
ミードなら用意してありますわよ
食事はそのまま何も起こることなく終わった。
陽太は食後のお茶を飲みながら、ミードは貴重な飲み物だと聞いているし、飲んだところで酔って後のことはあんまり覚えていないんだからと、自分を納得させる。
そんな陽太の元気がないように見えるとロミーが口にした。
陽太の元気がない理由がミードがないのが残念だったからと知っているルーミは、そのことを嬉しそうに指摘する。
別に残念じゃないと強がる陽太に「ま私もミードを飲みたかったけど貴重な飲み物だからね〜。仕方ないわよね〜」と嬉しそうにいうルーミ。
そんなルーミにとって、とんでもない言葉がトリスから出てきた。
「ミードなら用意してありますわよ」
この言葉にルーミは驚く。
このタイミングで給仕の女性がデザートミードを持ってきた。
デザートミードとは、普通のミードよりも濃度が高くて甘い食後に飲むための貴重なミードなのだ。
「この街で数百年保存していたミードだ。私達が英雄殿との晩餐に出し惜しみするわけがないだろう」
ユーマがそう言い、トリスは自分たちもミードを飲むのは初めてでドキドキするという。
ロミーはボトル1本で街1つと同じ価値があると言われているものがと驚いている。
そしてルーミも、デザートミードが実在したことによだれをこぼしながら驚いていた。
そんなルーミを陽太は、俺を馬鹿にしたくせに飲むのか?と煽り、ルーミは滅多に飲めるものじゃないから当たり前だと応戦した。
そんなやりとりがある中で、ユーマは給仕の2人にも、今回の褒美と後学のために飲んでもいいと指示を出していた。
「ヨータ、お前にはこれからも困難が待ち受けるだろう。だが私達は…ヨータがその困難を乗り越え、この世界を救ってくれるものと確信している」
ユーマは真面目な顔を口調で、陽太に言った。
そして陽太の検討を祈念して乾杯した。
あぁ…結局は流れができるのかぁ…
デザートミードと発情
乾杯の後に、みんなはデザートミードの味を楽しむ。
普通のミードを飲んだことのある陽太とルーミは違いを楽しみ、それ以外のメンバーは、初めてのミードを楽しんだ。
そしてあっという間にピアノが酔っ払った。
発情していることが明らかなピアノを見てユーマに助けを求める陽太だったが、ユーマも発情していた。
そしてトリスもルーミも同様に酔って発情していた。
ロミーも普段と言動が変わっていないものの、酔っ払っているのは明らかだった。
そしてそれは給仕の2人も同様だった。
2人に交尾を頼まれた陽太は、まだ交尾をしたことがないなら早く処置をしたほうがいいと、あっという間に2人との交尾を終えた。
そしてその光景を見た残りのメンバーも、交尾直前のように発情していた。
次回は本格的なサービスシーンになりそうですね
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第161話『ひみつの蜜酒』の考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、第161話『ひみつの蜜酒』の考察をしていきます。
きっと察している仁科
陽太は仁科を心配する体で、食事の場に来ないように言っておいたわけですが、この世界のことを陽太と同じ時代でののことを思い出した仁科は、きっと陽太が交尾をすることを察しているのではないかなぁと思っています。
あとは、仁科ってどこで過ごしてるんだろう?というちょっとした疑問が湧きますが、きっと城の部屋の中で、お世話されているのでは?と思います。
おそらく触れられることはないでしょう。
貴重なミードよりも貴重
現代でいうお酒にあたるミードですが、貴重なもので滅多に飲めないものになっています。
そんな貴重なミードよりも貴重で、ロミーによれば1本で街と同じくらいの価値がある、ユーマ曰く数百年保存していたというほど貴重なものです。
それくらい貴重なものであれば、ミードをきっかけにした戦争やデザートミードを手に入れようとする戦争が起きていてもおかしくはないような気がします。
今は当たり前のようにある胡椒のような調味料のように、貴重な貴金属などと取引されたてりするんですかね?
こういうちょっとしたものでも、想像が膨らむのはすごい物語だなと思いました。
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年7月26日(月)発売の週刊ヤングマガジン35号に掲載された『パラレルパラダイス』の第161話『ひみつの蜜酒』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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