『彼女、お借りします』満足度193:楽園と彼女⑥
それではさっそく、2021年6月23日発売の週刊少年マガジン30号に掲載された『彼女、お借りします』満足度193『楽園と彼女⑥』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
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満足度193:楽園と彼女⑥
まずは満足度193:楽園と彼女⑥の物語に触れつつ、感想を語ります。
プール行きましょっか
惜しくも告白できなかった和也は、いきなりの瑠夏の襲来に驚く。
「プール行きましょっか、プール」
笑顔で言い放つ瑠夏を見た和也は、瑠夏の勢いに驚きつつも、部屋の鍵を閉めてなかったことを思い出した。
瑠夏についてきた和は、もう少しゆっくりしてからでもいいと言ったが、瑠夏がどうしてもというからとついてきたらしい。
和の言葉を聞いた和也は、すぐに瑠夏が自分とちづるが二人きりになるのを阻止しにきたと察し、プールでは告白できないと思った。
そして和也の告白から逃げてトイレに行っていたちづるも出てくると、瑠夏は笑顔でちづるもプールに誘った。
ちづるも瑠夏の勢いに驚きつつも同意し、あっという間にみんなでプールに行くことになった。
瑠夏と会話するちづるの様子を見ながら、自分の告白からちづるが逃げたことは明らかだと察し、少なくとも感激して自分も好きと言われる未来はないという結論に至った。
そもそもレンカノにガチ告白はあってはならないことであり、返事とか関係なく避けたい事項であることは明らかだ。
とは言いつつも、やはり和也も男の子で、ちづるが本当にトイレに行きたかっただけという可能性を考えた。
こんなふうに色々と考える和也だったが、以前にちづると話したときに、ちづるがレンカノを辞めてもいいと思える人が現れたら辞めるという風なことを言った時のことを思い出し、次の機会には必ず告白すると誓うのだった。
今までは和也が告白できないでいましたが、今回はちづるであったり瑠夏であったりと外的要因で告白できないという場面展開なので、和也はかなり成長していると思います。
まだかな?
男子である和也、木部、栗林の着替えはあっという間に終わり、ちづるたちを待っていた。
その間に木部は、和也に平気そうだなという。
出会いは意図したものではなかったが、元カノと今カノとして弁えてしっかりとやっているからだという。
和也は木部からはそう見えているのかと思いつつも、何も知らないということに若干の怒りを感じていたりもした。
栗林がプールの水着女子に見惚れている間も二人の話は続き、木部はちづるの秘密の件は解決したのか?と和也に聞く。
木部は別れそうとかそんな話じゃないなと疑いの目を向けるが、和也は平気だから忘れてと誤魔化した。
『どーせこの後自分から全部ぶちまけるんだ!
今は変に波風立てねー方が…!!』
そう考える和也を見て、木部は和也の表情は安心をくれないという感想を漏らした。
ちづるの祖母が亡くなったことを和から聞いており、かなり前から励ましたいと相談されていたことを話す。
ちづるの祖母は和の友人でもあったから、和也にこそ見せないものの、和も一時期はめっちゃ凹んでいたという話を木部はする。
別に二人を信じていないわけではないが、そんな意味でも和は今回の旅行を楽しみにしていたみたいだから、変なミソつかねーといいなと思っただけと木部は締めくくった。
『そっか…
そうだよな…
ばーちゃん気丈にしてたけど、辛くないわけねーよな…』
木部から和の話を聞き、やっぱり嘘はつけないなと考えていると、待ち侘びていたちづるたちがやってきた。
和也がちづるをなんとかしようと模索している間に、和にも色々とあったんだなということが分かりましたね。
…木部は感が鋭いのかそうではないのか。
なんとも言えないことを言いますよね。
始まったな…俺たちの夏が!!
木部と和也が話し終えた頃、ちづると瑠夏が現れた。
二人の水着姿を見た3人は、顔を赤らめて様子がおかしくなる。
和也に「何見てたの?」と不審に見えたことを聞きつつも、履いてきたサンダルを棚に置きにいった。
二人が少しだけそばを離れると和也たち男子勢は、冬だけど俺たちの夏が始まったとテンションが上がった。
まずはどうするかという話になるが、まずは普通に大きいプールから順番に遊ぼうということになった。
瑠夏は浮き輪を使って泳ぎ、普通に楽しんでいた。
ちづるは手すりを持ちつつ足をプールに浸け「わっ、あったかい」と言いながら入っていく。
『まじなんて美少女なんだ…
束ねられた髪も水色の水着もすげー似合ってる…
真っ白で透き通るような肌…
華奢なのに肉感的で触りたくなる体つき…
まじでこの世に降り立ったビーナス…!!』
和也はちづるに見惚れながらも、さっきのことがあるから気まずくなったらと気にしてちづるに話しかけられなかった。
そんな和也に「平気?今のところ」とちづるは話しかけた。
和也が慌てたように問題ないと言うと…
「そう、良かった」
水の中に入っていつもよりもセクシーなちづるの言葉と表情に、和也は天使だと思うのだった。
ちづるにとっての平気の意味は、どんな意味が隠されているのでしょうか?
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満足度193:楽園と彼女⑥の考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、満足度193:楽園と彼女⑥の考察をしていきます。
瑠夏はいつ使命を思い出すのか
和也とちづるをプールに連れていくことで、二人きりになる状況を防ぎつつも、和也がちづるに告白する可能性が少ない公衆の場に呼び出すことに成功した瑠夏ですが、本人はマジでプールを楽しんでいます。
いつもなら和也に近づいで色気じかけをするなり、二人の間に割り込んでというのが定番でしたが、今回はそんなこともありませんでした。
となると、大きいプールで遊んでいる今ではなく、他のプールやアトラクションで遊んでいるときに仕掛けるということでしょう(希望)。
事故を装って和也に抱きついて、和也を強制的にプールから出られないようにすることもできるんですけどね(ゲス顔)。
ちづるの雪解け
今までであれば、和也が少しでも自分のことを好きだというような雰囲気を出したり、何かありそうな雰囲気を察した直後というのは、ちづるは和也を避ける傾向にありました。
それに対して今回は、和也の告白から逃げてトイレに行ったり、水着に着替えるというクールタイムがあったりしましたが、ちづるは和也を避けることなく、彼女の方から話しかけています。
現段階で和也が告白したところで、告白に失敗することはないものの、保留されそうな気がしなくもないですが、少なくとも和也が危険人物であったり、ただの客という認識では亡くなったということは確かでしょう。
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年6月23日発売の週刊少年マガジン30号に掲載された『彼女、お借りします』の満足度193『楽園と彼女⑥』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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