『彼女、お借りします』満足度191:楽園と彼女④
それではさっそく、2021年6月9日発売の週刊少年マガジン28号に掲載された『彼女、お借りします』満足度191『楽園と彼女④』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
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満足度191:楽園と彼女④
まずは満足度191:楽園と彼女④の物語に触れつつ、感想を語ります。
麻美殿っ
和の案内でハワイアンズの中に入ると、そこには和也やちづるにとっては居て欲しくない人がいた。
「麻美殿っ」
いきなりの麻美の登場に和也とちづるは絶句してしまう。
そして和也は思い切り驚きの声を出し、ちづるは声には出さなかったものの、警戒するように驚いた。
麻美の姿を見た和也は、麻美が散歩で来るような距離ではない福島のハワイアンズに麻美がいることに動揺する。
しかもすでに館内着でだ。
瑠夏も和也の元カノである麻美がいることに警戒する。
そんな中、ハワイアンズのスタッフがやってきて、麻美から話を全て聞いていると言う。
麻美曰く、親と支配人が知り合いで昨日から泊まっている、和たちが来るからせっかくだから挨拶をと思ったらしい。
和は麻美がもともと福島に来る予定があったらしく、ここにいる間は一緒にと声をかけたと言うことらしい。
曰くサプライズ。
和也は木部が何か知っていたのではと横目で確認するが、木部は首を横に振った。
偶然、奇跡が起こったのかとも考えたが、そんなことはありえない。
そもそも麻美は、自分とちづるがまだ会っていることを、もしかしたらその先もと想像している可能性すらある相手だ。
だからこそ、ちづるの顔を見るが、ちづるは最大限のムッとした顔をするだけだった。
和は瑠夏と麻美が初対面ではないかという話をするが、一度だけ会ったことがあるということ(一応は事実)を話し、和は面識がある人が集まる偶然に感動しつつ、チェックインに向かうのだった。
和也ではなくても、間違いなく地獄ですよ。
彼女(仮)と本当に好きな相手であるレンタル彼女を引き連れた状態で、元カノと会う。
しかもその相手は自分に悪意を向けている可能性が高い人物。
これは告白は先送りになりかねないですが、和也なら彼女の攻撃をチャンスに変えられると信じています。
全て麻美から聞いた
和と和也がチェックインをしている様子を、麻美は冷たい目で見る。
ちづるはそんな麻美を警戒しながら見ると、麻美は満面の笑みをちづるに向けた。
それを見たちづるの脳裏に浮かんだのは、以前に麻美が自分に言った言葉。
『もう終わりにしよ?
何もかも…全部
助けてあげる、和くんから』
ちづるは木部や栗林たちと談笑を始めた麻美を、最大限警戒しながら見るのだった。
ちづるがただのレンタル彼女であれば、麻美の言っていることは本当に正義でしょう。
しかし2人はプライベートな部分で交わり、お互いに気にかけることが少なくない関係になっています。
もちろんレンタル彼女としては失格と言っても差し支えのない状況ですが、ちづるにとっても、和也と同様に今の平穏を崩しかねない敵であることに間違いはありません。
恥をかいたわ!!
チェックインの手続きが終わり、係員が鍵の準備をしている間、和也は和に、麻美にちづるのことはと文句を言う。
だが和はなぜか怒っていた。
それもそのはず。
和也がちづるのために何をしていたのか、ちづるの夢が何かなどを麻美から聞いたからだった。
今更何を隠しているのかということと同時に、映画の資金集めにどうして自分に声をかけなかったのかなど、文句の止まらない和。
だが最終的に、ちづるのための苦心惨憺は評価すると和は言った。
だが、報連相は怠ると社会に出たときに苦労すると釘を刺されるのだった。
そのタイミングで鍵の準備が終わり、部屋へと向かうことになった。
そういえば、ちづるの夢や映画の件を和に一切話してませんでしたね。
そりゃあ、ちづるラブな和には怒られますわ。
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バレるならやっぱり自分から
和からちづるのことを麻美から聞いたという話を聞き、和也は混乱する。
麻美が随分とちづるのことについて調べており、この感じだとちづるの本名も知られていると想像できた。
木部にはバレていないが、麻美は色々と知っていてあえて黙っているのは明らかだった。
少なくとも和から”レンタル彼女”という言葉は出なかった。
そこまでバラす気はないとも取れるが、自分たちの関係をよく思っていないことは確かだ。
麻美がここにいるのは偶然かどうかは分からない。
ただこの2泊3日の中で、木部や和たちと何度も何度も話すことは確かだった。
だからこそ、和也は改めて近いを胸に込めた。
『告白だ!!告白!!
一刻でも早く水原に!!
玉砕したら…みんなに本当のことを話す』
そう覚悟を決めた和也だが、地雷だらけのこの状況に頭を抱えるのだけは変わらなかった。
告白…そのきっかけはおそらく麻美なのでは?と思います。
それぞれが動き出す
和也が決心をし、頭を抱える中、それぞれが動き出す。
和也の母は、荷物の確認をしながら、ちづるの指に何もないのを見つめる。
そして栗林は、話があると瑠夏に話しかけた。
そんな中、ルームキーを受け取る。
部屋割りの説明を聞く和の顔が、何か面白がるようなものに変わる。
係員の説明。
それは、ご家族3人部屋、男性2名の部屋、女性1名の部屋、そして男性と女性2名の部屋というものだった。
あー、ここでもそうなるのねー(棒読み)
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満足度191:楽園と彼女④の考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、満足度191:楽園と彼女④の考察をしていきます。
部屋割り
麻美は自分で来ているので、部屋割りの人数には入っていません。
そしてご家族3人部屋は、和也の両親と和が泊まる部屋でしょう。
男性2名部屋は間違いなく木部と栗林の部屋ですね。
そして女性1名の部屋は瑠夏の部屋でしょう。
まぁ、みなさんもご想像のように、男性と女性の2名部屋は和也とちづるの部屋でしょう。
おそらくいつものように、ここから先は入ってくるな方式がスタートしつつも、いつの間にかなくなっているのでしょう。
栗林は何を言う?
栗林が話があると瑠夏に声をかけた時の栗林の顔。
それはわかりにくかったですが、緊張しているような顔でした。
私が予想する栗林の用事は次の2パターンでしょう。
- 瑠夏と和也たちの関係の確認
- 瑠夏のことがレンカノとしてではなく、1人の女性として好きだという告白
できれば後者であって欲しいです。
先にそんなイベントがあり、瑠夏の本心を知った栗林の言葉で瑠夏が動き、和也が影響されて、そこに麻美の攻撃が入り、二つのタイミングが混じった結果、和也の告白につながる。
これが私の理想のパターンです。
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年6月9日発売の週刊少年マガジン28号に掲載された『彼女、お借りします』の満足度191『楽園と彼女④』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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