『彼女、お借りします』満足度188:楽園と彼女①
それではさっそく、2021年5月19日発売の週刊少年マガジン25号に掲載された『彼女、お借りします』満足度188『楽園と彼女①』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
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満足度188:楽園と彼女①
まずは満足度188:楽園と彼女①の物語に触れつつ、感想を語ります。
完全に避けられてる…!!
布団の洗濯をコインランドリーで行ったり、冷蔵庫に食材が入っていないからと買い出しを行ったりと、和は朝からバタバタと嵐のように帰っていった。
これも自分のためかと思いつつ、急に家族旅行(ちづると瑠夏同伴)が決まったことについて考え込んだ。
ちづるとプールに行くという想像をして、自分の不埒な妄想に思わず頭を抱えてしまった和也だが、すぐに冷静になった。
断ろうと思ったらすぐに断ることができたはずの旅行に、ちづるが参加を決めた理由について考えていた。
もしかしたらちづるが自分と旅行に行きたいと考えていたのでは?と考えてみるが、すぐに自分の嘘に付き合い、和が楽しそうだから仕方なくだろうという結論に至った。
そして昨日のことや旅行のことについて謝ること、そしてついでに告白のチャンスがあれば告白しようとちづるの部屋に向かう。
すると、オフモードのちづるが玄関から出てきた。
和也は顔を赤くしながら最近よく会うなと話しかけるが、ちづるは何も言わない。
そのことを不思議に思いつつ、さっき考えていたように和也は昨日の謝罪と旅行についての話をした。
それでも何も言わないちづる。
そんなちづるの姿を見て、本当はすごく怒っているのではないかと考えた和也。
必死に謝罪をしようとする和也だったが、ちづるは「ごめんっ。私、行かなきゃ」と話を遮って、大学へ向かっていった。
その行動で、和也は完全に避けられていると崩れ落ちた。
今までのことでちょっといい感じだと思っていたのに、勘違いだったのではと後悔する。
そして自分の部屋の布団の上に仰向けに転がった和也は、告白という雰囲気ではないなと考え、そのまま考えることを放棄した。
一方でちづるは、大学へ向かいながら昨日に瑠夏と話していた時のことを考えていた。
そういえば和也は結局、和のバタバタに巻き込まれて告白できなかったんですね。
告白に入りそうな雰囲気でしたが、そう簡単にはいかなかったということかぁ…。
旅行当日
旅行当日、駅に集まった木ノ下一家とちづると瑠夏。
和は全員に電車の乗車券を配る。
乗車券を受け取ったちづるがお礼を言うと、和は今日何回目かのちづるへの抱きつきを決めた。
和は和らしくアグレッシブに喜んでいたが、和也は和也なりに心の中で喜んでいた。
この前は避けられてしまったけれど、特段変わった様子もなく、怒ってるわけではないことを確認して安心した。
和が旅行の流れは和也に説明してあるから困ったことがあれば和也に聞くように言うと、ちづるは満面の笑みで「よろしくね、和也さん」と言い、和也を照れさせる。
家族と会う時のちづるの姿は完璧そのもの。
服装も着飾りすぎずに素朴にガーリー、荷物もコンパクトにまとめられ、ネイルも家族受けの良さそうなものにしてある。
『彼女』というよりもはや『嫁』とも言い表していいぐらいの完璧ぶりに、和也は改めてドキドキしていた。
ドキドキする和也に、その隣に立つちづる。
そんな2人に自分がいることをアピールするかのように、瑠夏は咳払いをする。
その瞬間、2人に緊張感が走る。
ちづるはいそいそと和以外の家族の相手をし始め、和也は瑠夏の方を向く。
瑠夏は「和也さん、何か?」と笑顔全開で言う。
その言葉と笑顔で和也は思い出した。
瑠夏の目的は監視であることを。
すごい意気込みでこうしている今も何をしでかすかわからないことを。
それでも和也は、ちづるが怒っていないことを良かったと思う。
そしてただでさえ無理やり付き合ってもらってるから、せめて何事もないようにこの旅行を乗り切らないとと考えていた。
この日、和也は思い出した。
自分は瑠夏に監視されていることを。
緊張のアイコンタクト
全員が集まって和也は電車待ちだと思っていたが、和が木部の名前を出したことで風向きが変わった。
和也がそのことに驚くと、和は若者が1人でも多い方がちづるが楽しめると思って誘ったと言った。
ちづるは和也を見ると、和也は顔を横に振った。
ちづるはその様子と和也の目を見て、嘘をついていないことを確認した。
そのタイミングで木部がやってくる。
そしてそこにいたのは木部だけでなく栗林もいた。
久しぶりに栗林の顔を見た瑠夏は、驚くのだった。
和也にとって最悪の状況が整いました。
瑠夏以外の地雷が多すぎる!!
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満足度188:楽園と彼女①の考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、満足度188:楽園と彼女①の考察をしていきます。
瑠夏・栗林問題
栗林はちづると瑠夏がレンタル彼女であることを知っており、過去に和也は自分の恥を承知で、栗林とちづるをレンタルデートさせることで解決したことがありました。
その一件で、栗林は瑠夏により多大な迷惑をかけられているわけですが、彼にとってトラウマになっていなければ良いのですがと思う部分はあります。
また瑠夏がレンタル彼女としてではなく、本気で和也のことを好きだということが分かり、そしてその和也は別のレンタル彼女であるちづるが好きという状況。
ちづるは異様に和也の家族と仲良くしているように見えること間違いなしの状況でしょうから、まずは和也と栗林の2人で、どんな状況になっているのかの確認が入ること間違いなしでしょう。
また栗林にとって最も意外な点だと思われるのは、木部が真実を全く知らないということでしょう。
最も、栗林も和也とちづるの関係がどう動いているのかを詳しく知っているわけではないので、和也にとっての課題は次の点になるでしょう。
- 栗林に不要なことを言わせないこと
- 瑠夏に不要なことを言わせず、そしてさせないこと
- 木部がちづるについていうことについて、以下に栗林の口を封じるか
皆さんはどう思いますか?
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年5月19日発売の週刊少年マガジン25号に掲載された『彼女、お借りします』の満足度188『楽園と彼女①』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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