『彼女、お借りします』満足度186:NGと彼女
それではさっそく、2021年4月28日発売の週刊少年マガジン22・23号に掲載された『彼女、お借りします』満足度186『NGと彼女』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
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満足度186:NGと彼女
まずは満足度186:NGと彼女の物語に触れつつ、感想を語ります。
襲来の理由
ちづるとともに和也を訪ねてきた和。
どうして来たのかと動揺する和也。
和は瑠夏もいることを確認しつつ、和也を含めたちづるや瑠夏たちに提案があると言う。
和也がその提案について聞こうとすると、和はようやく瑠夏が和也の部屋にいることを疑問に思った。
和也は瑠夏と2人で部屋にいたことをどう説明しようかと考えていると、千鶴が和也の家でトランプをしようと待ち合わせをしていたとフォローをした。
その対応に瑠夏はムッとするが、和は仲が良いのはいいことだと納得し、その間に和也は和から提案の内容を聞くことにした。
最初は仕方なくやっていた和也のフォローも、最近はさりげなくできるようになった千鶴。
その機転の利く姿が彼女がレンカノとしての人気を獲得する要因となり、そして和也が彼女のことを意識し、偶然の要素が重なったとはいえ、千鶴も和也を意識することになったのではと思います。
ハワイアンズ!!
和也の催促で用事を思い出した和は、スパリゾートハワイアンズの2泊3日の旅のチラシだった。
いきなりハワイアンズの話が出て来たことを、和也たちは疑問に思う。
和はハワイアンズがどれだけ良いところかを力説した後に、木ノ下家では2年に一度の恒例行事で、今年は千鶴も一緒にと考えていると話す。
和也が聞いてないと和に抗議をしようとすると、和は鋭い殺気で和也を止め、千鶴や瑠夏に聞こえないように和也を叱る。
どうやら和は彼女なりに千鶴が元気なかったことを覚えており、千鶴のために何かできないかを考えた末だと説明した。
それを聞いて、和がいきなり変なことを言い出したことに納得した。
だが、千鶴がレンカノとして旅行(宿泊)するのは無理だろうと思い、振り返ってあらかじめ決めておいた2人だけの合図を確認する。
その合図は和が主体で話をすることになった時に、自分がギュッと目をつぶったらNGというものだった。
その場合は断固として断るという方針に決まっていたのだ。
そして千鶴の合図は、当然のように目をつぶるもの。
和也は当然だよなと思っていると、和は瑠夏も一緒にどうかと誘い出す。
いきなりの提案に、瑠夏はドキッとして驚く。
その提案に、千鶴も和也も驚く。
和は元々は年寄りばかりの旅行もどうかと思っていたが、千鶴の親友の瑠夏がいれば、千鶴も心置きなく楽しめるのではないかと考えてのことらしい。
その説明を聞いた瑠夏は、絶対に行くと元気よく返事をした。
和也はそんな都合よく予定が合うとは思えないと和に言うが、和はすぐでなくても良いと気にしていない。
そんな和也と和のやりとりを見ている瑠夏は考えた。
『旅行なら皆で常に一緒にいられるし、お隣さんアパートより全然いい…っ!!2人きりにならない』
そう考えた瑠夏は、千鶴は勤労感謝の日は暇だと言っており、土日と併せて3連休で暇だと言っていたと言い出した。
それを聞いた和は驚き、千鶴はそうだっけ?と驚き気味に言う。
そしてそこに追い討ちをかけるように、和也もバイトがなくて暇だと言っており、なんなら3人でどこかに行こうと話をしていたと言い出した。
それを聞いた和は和也の言葉を聞くことなく、月末なら話が早くて助かると言い出し、瑠夏は2人のスケジュールはしっかりと管理すると和みと約束をした。
和の千鶴愛もすごいですが、和の提案に迷うことなく乗っかる瑠夏の決断力はすごい!!
ちょっと待ってください
さっそく予約の電話をしようとする和に、ノリノリで手伝おうとする瑠夏。
和也は千鶴との間には利用規約があると分かっているが、何もできない。
「ちょ、ちょっと待って下さいっ!!」
この状況で和を止めようとしたのは、千鶴だった。
千鶴は和を止めようとするが、和也と一緒にいる瑠夏が楽しそうなこと、和也が告白しそうになった時のこと、不機嫌な様子の瑠夏と会った時のことなどを考えてしまう。
その結果、何も言うことができなかった。
そんな訳で旅行の話は進んでしまう。
和は和也の部屋に泊まるつもりでいたが、邪魔ではないかと気にするが、もう遅い時間になったので帰るといい、和也と和が部屋の中に入るのを待った。
2人が部屋に入るのをしっかりと見届けてから、千鶴はため息をつきつつ部屋に帰ろうとする。
そんな千鶴を、瑠夏は和也が千鶴を好きだと宣言した時のこと、ちづるが和の提案を断れなかったことを思い出しながら見ていた。
そして瑠夏は、千鶴の手から彼女の部屋の鍵を奪い取ると、勝手に鍵を開けて中に入り、千鶴と2人きりになった。
こんなことになると思っていなかった千鶴は戸惑うが、何かを見てさらに驚くのだった。
結局止められなかった千鶴。
何かを考えて行動に移した瑠夏。
その先には何があるのでしょうか?
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満足度186:NGと彼女の考察
物語に触れ、感想を紹介した次は、満足度186:NGと彼女の考察をしていきます。
和はなぜ旅行に誘ったのか?
和也が頑張ったことが第一にありますが、和也の尽力によって千鶴はすでに立ち直っていると言っても差し支えない状況にあります。
そして和也を通じて様子を伺うことなく、いきなりやってきて旅行をしようという提案を和がしに来たのには必ず理由があります。
もちろん和なりに祖母を亡くした千鶴を気遣っているのは確かなのですが、大きなきっかけとなったのは、麻美が原因なのではないかと考えています。
その理由としては、185話の最後で和と麻美が連絡を取り合っているということがあります。
その前には麻美は千鶴と会っており、祖母が亡くなったことを聞いています。
それらのことを総合すると、麻美から千鶴が友人で元気がないというようなことを吹き込まれたのではないかと思います。
そして麻美の目的は、千鶴の本気度を見るということではないかと考えています。
本人の意思で旅行(宿泊)に行くのであれば、千鶴は和也に対して本気の好意を持っているということになります。
また宿泊を断るとなると、千鶴がどんな理由をいえど、和が泊まりをしたがらない千鶴のことを疑問に思うはずです。
麻美としてはどちらに転んでも、何かしらの結果を得られる、現時点での2人の関係を確認できるという利点があり、和也を追い詰めるための情報が手に入ります。
もっとも、瑠夏という特異点が存在してしまっているが故に、そこまで大きな結果が得られるか分からない状態になってしまっているのは、麻美にとっての誤算でしょう。
瑠夏は何をした?
いきなり千鶴から部屋の鍵をとって勝手に部屋に入って2人きりになった瑠夏。
千鶴は瑠夏の何かを見て驚いていましたが、何に驚いていたのでしょうか?
私としては、和也と大人の関係にあるということを匂わすような何かであれば、面白いのでは?と考えています。
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感想・考察記事
まとめ
今回は2021年4月28日発売の週刊少年マガジン22・23号に掲載された『彼女、お借りします』の満足度186『NGと彼女』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか?
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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