『彼女、お借りします』満足度182：友達と彼女②
それではさっそく、2021年3月31日発売の週刊少年マガジン18号に掲載された『彼女、お借りします』満足度182『友達と彼女②』の感想や考察を語りたいと思います。
お手元に漫画を準備して読みながら見ていただくと、私はこう思う、これはこうだろうなぁなど、よりこのブログを楽しめるかと思います。
前回の感想・考察はこちらから
満足度182：友達と彼女②
まずは満足度182：友達と彼女②の物語に触れつつ、感想を語ります。
愛の告白なんかするなよ？
話があると木部に会った和也。
和也に「愛の告白なんかするなよ」という冗談を飛ばしつつ、木部は帰りながら話を聞くことにする。
とはいえ、木部にレンタル彼女のことを話すわけにもいかず、かといって話したら話したで内緒にしてくれるかは未知数。
そんな風に和也が悩みに悩んでなかなか話さないでいると、木部がマジで告白みたいな間が空いてると言い出した。
そしてついに話を催促され出した和也は、自分の祖母についての話をすることにした。
しかし和也の口から飛び出したのは、祖母である和のことが好きか？という質問だった。
木部は当然だが、その質問の意味が理解できない。
とりあえず好きとかではなく、同盟関係だと話す。
その後に和には小さい頃からお世話になっているし『大切』に想ってると答える。
和也は端的に『大切』＝『好き』だよなと考えるが、それは口にせず、今度は自分が好きか？と聞き始める。
木部は恐怖心を感じ、まるでメンヘラ彼女のようになっている和也をめんどくさいと思う。
挙句には川で自分と祖母が溺れていたらどちらを助けるかと答える始末。
木部は当然のように和を助けると答えるが、和也は驚いた顔でばーちゃんをとるのかと言う。
木部は和也は自力でなんとかしろと言い切る。
そんな変な態度を取り続ける和也に、ついに木部は、和也がちづるのことについて話そうとしているのかと切り出すのだった。
和也くんって、妙に行動力がある割には、コミュ障が入ってる部分がありますよね〜。
まさか別れるとかそういう話？
和也はどうしてそのことだとわかったのかと驚くが、木部曰く、和也が自分に言いづらいことは和関連だと分かるらしい。
和がちづるにかける期待値がすごいものだから、何かあった時に尻込みするのはよく分かるという。
もしかして別れるとかじゃないよな？と軽い質問を口にした木部に対して、和也はよく答えられない。
その反応に、木部は本当にそうなのかと取り乱し始める。
取り乱した木部に和也はそうではなく、相手のことを悲しませたくないから訂正できない嘘があるだろと、少しだけ真実を混ぜて木部の反応を見る。
それを聞いた木部は、和也とちづるの間に何があったかは分からないが、そうだとすれば和にはいえないだろうなと和也に寄り添うような意見を言う。
もっとも、和也とちづるの間に何かあったら、和は激怒落胆、和也を勘当、体調不良で入院なんてなりかねないと脅しをかけたりもしたわけだが。
どこまで秘密にできるのか、真実を本当に伝えるべきなのか。
ちづるが最後まで迷った疑問に対して、今度は和也が向き合う番なのかなと思います。
まじで期待しすぎなんだよなっ
木部に脅されながらも、和也は「中学になったら彼女はできたかとは、後つぎはどうとかそればっかり！」と祖母に期待されすぎていることを愚痴る。
和也もただ愚痴るだけでなく、ずっと守ってきた店を一人で背負うのは荷が重いだろうということも分かってはいた。
そんなことを木部に話していると、和也は木部もそう思っている、やっぱり話すべきだと、木部に話をする決断をした。
そのとき、木部が「…でもさ、もしかしたらそれを黙ってることの方が辛ぇかもな」と話し出した。
和也はその真意を理解できなかったが、木部はそのまま話を続けた。
和が毎朝家から往復30分以上かかる祖父の墓参りに行っていること、それに何回か付き添ったことがあること、そして墓参りの時にすることと最後に手を合わせて何かを言っているということを和也に伝えた。
木部は、一度だけ気になって聞き耳を立てて聞いたことがあるという。
それは何かと和也に問題を出す木部だったが、和也は彼女とか商売繁盛とかしか思い浮かばないと言った。
木部はそうではなく「家内安全と健康第一、そして和也が健やかに幸せに育つように」と言っていたのだった。
だから木部は和也に念押しをするのだった。
「和さんがお前と千鶴さんの結婚を願ってるのは家督の為じゃねぇ。お前の幸せのためだ」
それに目を潤ませる和也。
そして木部は、和也に「だからあの人には嘘をつくな。誰よりも自分の幸せ願ってくれる人に正直になれなきゃ世は地獄だろ」というのだった。
木部の言葉を聞いた和也は、最終的にどんな決断を下すのでしょうか？
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こんにちは、水原千鶴さん（Part2）
いつもの地味モードでプリントを拾おうとしゃがんだ時、目の前にある人物が現れた。
「こんにちは、水原千鶴さん」
笑顔でそういった麻美は、ちづるが落としたプリントに手を出す。
ちづるは軽く首を振り、否定してから立ち上がる。
そんな千鶴の背中に「あっごめん、人違い？それとも演技？」と話しかける麻美。
そして「流石女優さん」と麻美が微笑むと、ちづるは足を止めて麻美に用件を聞いた。
麻美はクラウドファンディングで作った映画のこと、映画のプロデューサーが和也なこと、ちづるが綺麗だから納得だという。
その後、和や木部には話していないから、代わりにお願いがあると言い出した麻美。
そして麻美は、笑顔でミスドのクーポンを出し、暗についてこいと促すのだった。
和也の恋路の邪魔をしたいのか、それとも他に狙いがあるのか。
麻美は和也が自分以外の人を見ているのが気に入らないだけのように見えますが、そのさきの真意はなんなのでしょうか？
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満足度182：友達と彼女の考察②
物語に触れ、感想を紹介した次は、満足度182：友達と彼女②の考察をしていきます。
和也はどんな決断を下すのか
木部から和也の願う幸せを願う和のことを聞いた和也は、このまま嘘をついておくという決断を下すのか、話す決断をするのか。
今の現状では、ちづるとの約束があるので話すことができないような気がしますが、麻美がどんなことをするのかによって、状況が変わってくるような気がします。
麻美の目的
大学でちづるに接触した麻美ですが、何をするかと思えばちづるを連れてミスド。
麻美は交換条件として言いましたが、目的はそれだけではないはずです。
和也をめぐる彼女対戦の第１戦がいよいよ始まるのでしょうか？
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まとめ
今回は2021年3月31日発売の週刊少年マガジン18号に掲載された『彼女、お借りします』の満足度182『友達と彼女②』の感想や考察を語りました。
みなさんは今回のお話を読んだ時にどう思いましたか？
ぜひコメント欄などで感想を教えていただけると、嬉しいです。
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