ちょっぴりエッチ!?な異世界バトルファンタジー
『極黒のブリュンヒルデ』『君は淫らな僕の女王』で知られる岡本倫先生が世に放った、美少女が多く登場する異世界バトルファンタジー―それが『パラレルパラダイス』だ！
パラレルパラダイスとは？
基本情報
パラレルパラダイスは、週刊ヤングマガジン2017年16号より連載されている『ちょっぴりエッチ!?な異世界バトルファンタジー』です。
作者は岡本倫先生です。
ある日ヨータは、学校に侵入した謎の襲撃者によって校舎から突き落とされる。
目覚めると、そこはドラゴンなどのモンスターが存在し、赤と青の双月が浮かぶ異世界の山中だった。
異変に気付いて駆けつけた女騎士ルーミと出会ったヨータは、男の匂いで欲情したルーミに迫られる。ルーミとともに出会った人語を話す鳥のような地縛神ジーニアスによると、この星では「男が存在しない状態」が3000年も続いているため、女には遺伝子レベルで男に対する免疫がないことや、交尾しないと成人前に死亡するという事実が告げられる。
事実を知った陽太は、交尾だけではすべての女性を救えないと考え、女性たちの呪いを解いてこの世界を救うために、この世界のどこかに封印されている呪いをかけた元凶である「嫉妬深い神」を倒すことを決意し、ルーミとともに各地を旅することになる。
しかしその道中では、「嫉妬深い神」の復活をもくろむ信奉者たちの集団「黒き夜明け」の魔女たちがヨータたちを待ち構えていた。
ヨータは、異世界で死亡すると現実の日本へと戻ってこられるのだが、そのたびに身体を欠損する重傷を負っていく。
だがただでは戻らず、現実世界で「魔女の変化したモンスター」の弱点を調べて、高所から飛び降りることで異世界へと戻り、異世界にかけられた理不尽な呪いを解こうとする。
こうして異世界で女性たちといちゃつきつつも、呪いを解くために冒険をする陽太だったが、やがてある真実を知ることとなる。
『パラレルパラダイス』既刊紹介
『パラレルパラダイス』既刊の初出やあらすじ、発売日などをとことん紹介！
まだ持っていない・興味を持ったものがあれば、リンクより購入することも可能です！
また一部の話は、考察記事を配信しているので、そちらも併せてお楽しみください！
| 第1巻 | 第2巻 | 第3巻 |
| 第4巻 | 第5巻 | 第6巻 |
| 第7巻 | 第8巻 | 第9巻 |
| 第10巻 | 第11巻 | 第12巻 |
| 第13巻 | 第14巻 | 第15巻 |
| 第16巻 | 第17巻 | その他 |
第1巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
『極黒のブリュンヒルデ』『君は淫らな僕の女王』の鬼才・岡本倫が放つ！美少女てんこ盛り異色SEXYファンタジー!!
異世界に迷い込んだ男子高生・太多陽太は、森の中で美少女騎士・ルーミと出会う。そこは少女だけが存在する世界。
神の化身からルーミとの交尾を命じられる陽太。
触れられただけで極限まで発情したルーミは‥‥!?
待望の第1巻、通常版＆特装版同時発売！
引用元：講談社コミックプラス
第1巻の情報
『パラレルパラダイス』第1巻は2017年8月4日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2017年第16号～19号、21号～24号、26号の作品が収録されています。
第1巻の感想
男性向けの描写が多く、女性が見るには少し抵抗があるように感じる面もありました。
最初は物語のメインとなる部分を説明するためか、エッチな描写が多く、また説明的な部分も多く感じましたが、それはどのような作品でも物語の根幹を説明するという場面が必要になるため、この作品特有のものではないため、特筆して批判するべき点ではないでしょう。
むしろ序盤のエッチな描写は、この作品のしばらくの目的やその先の描写において多少の描写を省いたとしても、誰もが解釈できるようにするための準備のように感じました。
ただ、エッチな描写の苦手な人は1巻に収録された内容で離れてしまう事も多かったのでは？と感じました。
その反面、物語の構成としては一般的な冒険ものよりも深く練られているため、最初の階段を一歩登れば、長く楽しめる作品と言えるでしょう。
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第2巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
大人になる前に、死ぬ。それが少女たちの真実。神の化身・ジーニアスから呪いの存在を告げられた陽太。
少女たちを救う手段は、彼女たちと交わるか、元凶たる＜嫉妬深い神＞を倒すか‥‥。
世界の真実に触れ、陽太がとった行動は！？
鬼才が贈る異色ＳＥＸＹファンタジー第２巻、通常版＆特装版同時発売！！
引用元：講談社コミックプラス
第2巻の情報
『パラレルパラダイス』第2巻は2017年11月17日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2017年第27号～30号、33号～36・37合併号、39号の作品が収録されています。
第２巻の感想
エロについての描写が妙に多く感じるのは１巻に引き続きですが、冒険ものとしての宿命か、死人が出るなどの残酷な描写もあるため、少しづつではありますが、物語が進んでいるというのを感じました。
ただ主人公である陽太の決断が右へ左へと揺らいでいく描写が多く感じ、エッチな描写も相まって、ここで苦手感を感じる人もいたかもしれません。
少なくとも、ジャンプマンガのような真っすぐな冒険物語ではないことは確かなようです。
ただ物語の中で少しずつ謎が増えていき、単なる冒険モノではなく謎解きが好きな人は脱落することなく読み続けられるでしょう。
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第3巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
「君のいない世界で、生きる意味なんてないよ。」
懸命に生きる少女たちに、呪いの魔手は容赦なく襲いかかる。
この残酷な世界で、ただ一人の男として自分が成すべきことはなにか。
陽太は一つの決断をくだす――。
鬼才・岡本倫の、美少女ビュルビュルッ！な異色ファンタジー。
通常版＆大反響の特装版、３巻でも同時発売！！
引用元：講談社コミックプラス
第3巻の情報
『パラレルパラダイス』第3巻は2018年3月19日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2017年第41号～42号、44号～45号、47号、49号～52号、2018年第2・3合併号の作品が収録されています。
第3巻の感想
だんだんとエッチな描写に慣れてきて、物語におけるシリアスとギャグ・コメディのバランスが取れてきたように感じます。
また戦い以外の理由で死を迎えるキャラクターが現れ、その理由を解決するための方法を探すという新たな理由が出来たりと、ただのエッチな漫画という枠組みからようやく外れたように感じました。
ただエッチな描写は相変わらずなので、この先も冒険・ギャグ・エッチの３サイクルが続くかと思われます。
私はある程度は楽しく読めましたが、少しくどいと感じる部分がありました。
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第4巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
海の町リールの自縛神に「嫉妬深い神」は既に死んだと告げられた陽太とルーミ。
失意のまま夜の海辺を歩く陽太の前に、謎の少女が現れる。
彼女の手は赤く血に染まっていた‥‥。
はびこる怪異。
あふれる快楽。
そして、少女たちの逃れられない残酷な運命＜さだめ＞。
すべての謎は、一つの真実へと連なる。
引用元：講談社コミックプラス
第4巻の情報
『パラレルパラダイス』第4巻は2018年7月6日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2018年第4・5合併号～7号、9号～11号、14号～17号の作品が収録されています。
第4巻の感想
エッチなコメディ冒険モノとしては、少しシリアスよりな描写に傾いているのが４巻の特徴と言えるでしょう。
物語的な大きな展開はありませんが、今後の為の伏線を少しずつ張り巡らせている感じがしました。
ヒロインと呼んで良いのかは分かりませんが、魅力的なキャラが数多く登場します。
どんなキャラクターが好みかは人によりますが、４巻に加え、５巻に引き続いて登場すると思われるキャラクターも幾人か見られたため、可愛いキャラクターのあんな姿やこんな姿が見てみたいという特殊な願望をお持ちの人も楽しめるのではないでしょうか？
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第5巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
「母親を助けたい」。少女の祈りは、届かない――。
ノアのために魔法の水晶玉の欠片を探すも、水晶玉を完成させられないまま大干潮の刻を迎える陽太たち。
海底から現れた＜嫉妬深い神＞の祠で目にしたものは、残酷な現実だった‥‥。
引用元：講談社コミックプラス
第5巻の情報
『パラレルパラダイス』第5巻は2018年10月5日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2018年第19号～23号、25号～28号、30号～32号の作品が収録されています。
第5巻の感想
４巻から引き続くエッチなシーンはあったものの、１～４巻と比べると、かなりシリアスな物語が続いているように感じました。
ギャグ成分はエッチな場面に任せて、シリアス部分ではほとんど鳴りを潜めるという温度差が癖になる部分がありました。
また単なる異世界転生ものではなく、転生前の現実との違いも引き入れることで、物語の世界観をより重厚なものにすることができた、新規層の獲得に貢献したのではないかと思える一冊でした。
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第6巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
巨大海獣ケートスに殺され現実世界に戻るも、ふたたび異世界に帰ってきた陽太。
瀕死のルーミたちを救うため、猛攻の末、ケートスの弱点を突く！
そして、小さな海の町に奇跡は起こるーー。
通常版＆小冊子つき特装版、同時発売！
引用元：講談社コミックプラス
第6巻の情報
『パラレルパラダイス』第6巻は2019年2月6日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2018年第33号、35号～39号、41号～44号、46号の作品が収録されています。
第6巻の感想
『現実と異世界』のギャップ、陽太が異世界に行くことになった理由が明らかになったものの、ではなぜ彼女が現実にいたのか、異世界にもいたのか。
少しでも言動に現れていたら良かったものの、現実と異世界での同一人物の言動のギャップに、考察しながら読むタイプの私としては、少し悩みの種となる話もあったのが、どうかなと思う点でした。
ギャップ感に悩まされつつも、陽太が現実と異世界を行き来することのメリット・デメリットが顕著になってきており、その点では考察のし甲斐があるように感じました。
また伏線を張るのはいいですが、放置期間が長く感じられ、おおよそ週刊誌の伏線回収ペースではないように感じる人もいるかもしれません。
それを考慮しても、１巻の頃からは考えられないくらいにシリアスな物語になっているため、いよいよ本格的に冒険モノ・考察モノとしての一面が見えるようになったのかなと思います。
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第7巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
現実世界の病室で目を覚ました陽太。
傍らには異世界＜ミース＞の弓使い・リリアが立っていた。
微笑みながら彼女は、次に異世界で死を迎えたら、異世界でも現実世界でも二度と生き返れないことを告げ、陽太を窓から落とす。
気がつくとそこは、あられもない姿の少女たちであふれる謎の小部屋だった。
茫然とする陽太に、メイド服姿の少女が冷酷に告げる。「ここで交尾をしつづけろ」と。
引用元：講談社コミックプラス
第7巻の情報
『パラレルパラダイス』第7巻は2019年6月6日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2018年第47号～49号、51号、2019年第1号～2・3合併号、6号～9号の作品が収録されています。
第7巻の感想
私としては最大の考察ポイントの一つであった、崩月に対して交尾がどこまでのタイミングなら間に合うのかという疑問に対する一つの答えがでてきて、少しだけスッキリした１冊になりました。
そんな中で、現実に戻ってしまった陽太が再び異世界に送り込まれる描写が、今までと比べると少々雑に感じてしまった面もあります。
またガーディアンたちが如何にして陽太を発見して街の中へ運びこぶことができたのかという説明がなかったのも、残念ポイントでした。
しかし、今まで陽太と行動を共にしていた面々が陽太と別行動を取ることで、少しマンネリ気味だった冒険パートにハリがでてきたようにも感じました。
そのような点では、ここは物語の一つのターニングポイントなのかなと思いました。
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第8巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
累計２００万部突破の異色ＳＥＸＹファンタジー！
砂漠の街・サンドリオに囚われていた陽太の元に、彼を捜すルーミがやって来る。
サンドリオのガーディアンたちはルーミに同行してきたレジスタンスのリーダー・マヤをガリアと呼び、街に招き入れるが‥‥。
ついに正体を現す「最凶」の魔女ガリア。
魔女の残酷なゲームが今、始まる。
引用元：講談社コミックプラス
第8巻の情報
『パラレルパラダイス』第8巻は2019年10月4日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2019年第10号～11号、13号～16号、18号～19号、21号～22・23合併号の作品が収録されています。
第8巻の感想
最初はエッチな面が中心に進むのかなと思われた物語もいよいよ８巻となってくると、どんどん冒険モノとしてのシリアスさが大きくなってきました。
連載初期の頃のパターンが好きだったという人は残念に感じるかもしれませんが、ある意味では本来あるべき姿に戻ってきたようにも感じます。
冒険モノとしてのシリアス面が中央に陣取り、エッチなシーンは読者に対するサービスという側面として捉えておいたほうが良いようにも感じました。
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第9巻 情報
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累計２００万部突破！ 『エルフェンリート』『極黒のブリュンヒルデ』ＳＦコミックの鬼才・岡本倫が放つ異色ファンタジー。
カヅチの踏ん張りで魔女ガリアを撤退させた陽太たちは、遺跡の地下で＜嫉妬深き神＞となった幼なじみと邂逅する。
一方、ガリアは空腹を満たすためミースの街に「転移」。
ミサキは新たに赴任したガーディアンたちとガリアに立ち向かうが‥‥。
ミースの街に降りかかる厄災。
魔女が求めるのは大量の生贄！
引用元：講談社コミックプラス
第9巻の情報
『パラレルパラダイス』第9巻は2020年2月6日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2019年第24号～27号、29号～30号、32号～33号、35号～36・37合併号の作品が収録されています。
第9巻の感想
魔女ガリアの侵略がいよいよ本格化していき、岡本倫先生の描く戦闘シーンの重厚感がなんとも良いと思える１冊でした。
この９巻で登場するキャラクターの生きざまが、よく描かれていたように感じました。
魔女ガリアの強さと非情さを表すためか、登場して間もないキャラクターが一瞬にして犠牲になる、ガリアの抵抗によって新たな被害が出るなど、今まで以上にシリアスムーブが続いており、一瞬「あれ？パラレルパラダイスだよな？」と思うほどに、シリアス全開な展開が続きました。
かと思えば、しっかりとエッチなシーンも描かれており、緩急がしっかりとついているなぁという感想に落ち着きました。
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第10巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
累計２２０万部突破！ 『エルフェンリート』『極黒のブリュンヒルデ』ＳＦコミックの鬼才・岡本倫が放つ異色ファンタジー。
再び対峙した陽太と魔女・ガリア。
ガリアは街の新米ガーディアン・キアを弄び、明日までの約束を守っていなければキアを惨殺すると言い放つ。ガリアの弱点を探るため、陽太は街の図書館を訪れるが‥‥。
圧倒的戦力差の前に横たわるのは絶望。貪食の魔女の宴まであと２４時間――。
引用元：講談社コミックプラス
第10巻の情報
『パラレルパラダイス』第10巻は2020年5月7日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2019年第38号～43号、45号、47号～49号の作品が収録されています。
第10巻の感想
だんだんと異世界の謎に近づきつつあるものの、少々マンネリ化している部分もあるように感じるのも事実。
ですが、魔女ガリアとの戦いでは他の異世界モノ・ファンタジー作品とは一線を画すほどの描写の深さに良さを感じます。
登場人物たちの必死の戦いが、一分一秒を大切にしている、その一秒が大きな影響を受ける可能性がある。
それがよく伝わってきました。
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第11巻 情報
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世界は広く、残酷だった。少女だけが存在する異世界で繰り広げられる異色ファンタジー。
新たな仲間と共に、未知と怪奇の森の中へ！
魔女・ガリアからミースの街を守った陽太は、幼馴染みを目覚めさせるため砂漠の街・サンドリオへと向かう。
槍兵・ペコとの珍道中の果てに見たものは――。
砂漠の街を囲む謎の軍隊。
率いるのは、美しく冷酷な女騎士！
引用元：講談社コミックプラス
第11巻の情報
『パラレルパラダイス』第11巻は2020年8月5日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2019年第51号～52号、21号～24号、26号の作品が収録されています。
第11巻の感想
今までに登場したガーディアンたちとは明らかにタイプの違う新たなガーディアンの登場や、より知能的になった人間同士の戦闘が見られるというのが、今まで以上にワクワクする展開を期待させます。
エッチなシーンがあるのが特徴の本作ですが、陽太たちと敵対する彼女たちも同様にエッチなシーンに巻き込まれるのは確か。
そんな彼女たちがどのようにして陽太の手に落ちるのかというのを楽しみにしながら読むことができました。
逆説的に言えば、人間が女性しかいないため、最終的な終着点がそこしかないともいえるのですが・・・。
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第12巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
初恋の幼なじみは、世界を滅ぼす破壊神だった。愛する人か、世界か。少年が選ぶのは‥‥。
＜嫉妬深き神＞として三千年の眠りについている幼なじみ・仁科。
サンドリオを襲った近衛兵団の長・ナクタを制し、仁科を目覚めさせようとする陽太。
彼の前に最後に立ち塞がったのは、共に戦った仲間であるカヅチたちだった。
＜嫉妬深き神＞の目覚めは滅びを意味する。
少年が選ぶのは世界か、幼なじみか‥‥？
引用元：講談社コミックプラス
第12巻の情報
『パラレルパラダイス』第12巻は2020年11月6日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2020年第13号、15号～18号、20号～24号、26号の作品が収録されています。
第12巻の感想
ようやく放置されていた巻き込まれていた仁科がどうなったのかが分かったり、嫉妬深い神にたどり着いたりと物語的には大きく進みましたが、物語の進みとしては、やはり月刊誌のような遅さを感じてしまいます。
また今回ももれなくエッチなシーンがありましたが、物語の進みが遅い事に対するサービスシーンかな？と思えてきました。
物語の進みが遅い事が、作品に対する評価に大きく影響を与えているような気がします。
またこの手の作品の宿命なのでしょうが、エッチなシーンのパターンがだんだんと少なくなってきており、その面に単調さを感じる人もいるのかな？と思います。
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第13巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
迷い込んだのはエルフたちの浴場！
極上の美女エルフたちに囚われて‥‥！？
世界でたった一人の男、（ある意味）大ピンチ！！
現実世界で意識不明の陽太は延命措置を絶たれようとしていた。
現世の肉体を失えば二度と復活することは出来ない。
迫り来る「死」に気づかぬまま幼馴染みの記憶を取り戻す旅を続けるが‥‥。
陽太の一挙一動を見つめる幼馴染み・仁科。
鬱積していく想いが、彼女を覚醒させてゆく。
引用元：講談社コミックプラス
第13巻の情報
『パラレルパラダイス』第13巻は2021年3月5日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2020年第27号～29号、31号～33号、36・37合併号～40号の作品が収録されています。
第13巻の感想
物語のパーティーに＜嫉妬深い神＞こと陽太の幼馴染である仁科が加わったことによる大きな変化を求めていたのですが、最終的なイメージは、作者公式の同人誌でした。
戦闘シーンやエッチなシーン以外の日常シーンがほしかったなぁという１冊でした。
ただ今までのパラレルパラダイスの作品の傾向を考えると、何か大きな動きがある前兆なのではとも思えたため、個人的な評価はそこまで低いものではありませんでした。
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第14巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
わたしたち、命を懸けて彼を選びます！！ 世界で唯一の男との出会いが、残酷な運命に従っていた彼女たちを変えてゆく‥‥！
国中から追われる身となってしまった陽太。
彼を追っていたアルスレイヤのガーディアンたちは陽太と出会い、次々と頑なだった心を開いてゆく‥‥。
身も心も陽太への信頼に委ねた時、彼女たちを断罪する者が現れる。
引用元：講談社コミックプラス
第14巻の情報
『パラレルパラダイス』第14巻は2021年6月4日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2020年第43号～45号、47号～50号、2021年第1号～4・5合併号の作品が収録されています。
第14巻の感想
13巻と比べると少しソフトになったものの、やはり作者公式同人誌のような描写が見える部分があったものの、謎が明らかになるペースがだんだんと早くなっており、単調に感じてきた物語にも大きな変化が見えました。
またこのタイミングで過去の物語を振り返ると、主人公がだんだん前のめりりになってきており、そこも冒険モノにおける主人公の変化を現した部分なのかなと思いました。
また14巻を迎えた今、通常の作品ではアニメ化というものも見えてくるラインですが、この作品の作風では難しいので、この先の連載がどこまで続くのかというのが少し気になる１冊でした。
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第15巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
恋を知ったロボット娘・ロミー、初めて恥じらう！？
陽太の存在がロミーを解き放つ！ 悪虐のミミを撃てるのはキミだけだ！！
アルスレイヤの街の人々の後押しを受け処刑台のピアノを救ったその時、現世の陽太は死を迎えた‥‥。
異世界で突然動かなくなる陽太。
この機に乗じて上位ガーディアンのミミは本性を顕し、街の民の惨殺を始める。
たった一人の「男」を失った世界。残された者たちの運命は‥‥！？
引用元：講談社コミックプラス
第15巻の情報
『パラレルパラダイス』第15巻は2021年9月6日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2021年第7号～10号、12号～15号、17号～18号の作品が収録されています。
考察記事を読む
第15巻に収録された内容の感想・考察記事は下記の表からご覧になれます。
| 141話 | 142話 | 143話 | 144話 |
| 145話 | 146話 | 147話 | 148話 |
| 149話 | 150話 |
第15巻の感想
今までは描かれてこなかった相手陣営同士の戦いや、二度と戻ってこれないと言われていた陽太が現代で生き返るという新たな謎が生まれた１冊でした。
12～14巻で感じていた単調さを一気に吹き飛ばすほどの勢いがありました！
岡本倫先生はそこまで考えていたのだろうか！？と思わせるほどの急展開でした。
より謎が深まった部分もありましたが、物語は新境地へと向かっていったことは確かだと言えるでしょう。
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第16巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
勇者ヨータVS.お嬢様騎士トリス、全力ガマンくらべ！！
ポーカーフェイス美女の仮面をはがせ！
神殺しの剣を唯一扱える陽太を軟禁するトリス。
優雅な美貌に惹かれた陽太が彼女を落とすために考えた方法は‥‥我慢くらべ！？
そこにトリスと恋仲のユーマも乱入し‥‥？
恋と情が限界突破する最中、ユーマの体に異変が‥‥！
引用元：講談社コミックプラス
第16巻の情報
『パラレルパラダイス』第16巻は2021年12月6日に発売されました。初出が『ヤングマガジン』2021年第20号、22・23合併号～26号、28号～31号、34号の作品が収録されています。
第16巻の感想
今まで触れられてこなかった禁断の女性同士の恋愛を描きつつも、男性のいないこの世界の事情を考えれば当たり前かもしれない。
そんなことを考えさせられる１冊でした。
パターンとしては15巻での内容も含め『新たな街へ冒険・女性との出会い・バトル・サービスシーン・旅立ち』というこの物語における型にはまった進み方でしたが、状況の変化を上手に組み合わせることで、全体的にはマンネリ化が見えないようになっているのには感心させられました。
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第17巻 情報
画像出典：講談社コミックプラス
淫魔の館にインしてみたら！？
「神殺しの剣」を得るべく旅立った陽太の前に（ある意味）最大の難敵が立ち塞がる！
人を喰らい成り損ないの魔女と化したミミを倒しアルスレイヤの街を救った陽太。
＜嫉妬深い神＞を殺すことが出来る神殺しの剣を求め旅立つ陽太の行手を淫魔の館が阻む！
男の精を吸い尽くし死に至らしめる淫魔。囚われた陽太は‥‥！？
引用元：講談社コミックプラス
第17巻の情報
『パラレルパラダイス』第17巻は2022年3月4日に発売！初出が『ヤングマガジン』2021年第35号、第36・37合併号、第39号～第42号、第45号～第47号、第49号の作品が収録されています。
第17巻の感想
どうやらこの物語は、シリアスに振り切った後はサービスシーンを盛りだくさんにするようだ。
そんな風に考えていたら、完全にそんなわけでもなく、次の展開へ向けた自然な舞台づくりだったというのにおどろかされます。
また登場人物が増えても、主要な人物が過剰に増えることなく進んでいくのは、一重に岡本倫先生の凄さだと思います。
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その他
追加する内容等がありましたら、随時追加していきます。
収録巻未定の感想・考察記事
172話の感想・考察記事
173話の感想・考察記事
174話の感想・考察記事
175話の感想・考察記事
176話の感想・考察記事
177話の感想・考察記事
178話の感想・考察記事
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