【声優】あさのますみが「逝ってしまった」友人に伝えたかったこと
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声優・あさのますみが「逝ってしまった」友人に伝えたかったこと [鳥獣戯画★]
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ポストセブン2021.07.15 16:00
https://www.news-postseven.com/archives/20210715_1675329.html?DETAIL
コロナ禍で自殺者が増え続けている。警察庁の速報値によると、2021年5月の自殺者は全国で1745人。11か月連続で前の年を上回った。コロナ禍で多くの人が経済状況や家庭環境の変化などに悩みを抱え、精神的に追い詰められたことが背景にあるとみられる。
自殺を選ぶ人の苦しみは計り知れないが、近しい人たちの後悔や心の痛みを抱えて生きてゆく苦しみの深さもまた、計り知れない。
絵本作家で声優のあさのますみさんもそのひとりだ。青春を共に過ごし、20年以上の付き合いがあった大切な友人を自死という形で亡くしたあさのさんは、その経験を著書『逝ってしまった君へ』として上梓した。大切な誰かを自死によって突然失った人は、その痛みとどう向き合い、受け止めたのか――。
「彼の死を知らされたときは、まったく予想してなかったのでびっくりすることすらできなかった。“え? え? どういうこと?”と頭が真っ白になりました」
タクシーで帰宅中のあさのさんに古い友人からのLINEメッセージが届いたのは2019年1月のこと。それは、友人として20年以上の付き合いがあり、はじめての恋人でもあった「彼」が鬱に苦しみ、自ら命を絶ったことを知らせるものだった。晴天の霹靂に大きな衝撃を受けたあさのさんはその翌日、彼から自身に寄せられた走り書きの遺書を目にした。
「親しかった友人数人に、それぞれメッセージを書き残していたんです。彼の筆跡がすごく懐かしくて、そこにある言葉や口調が彼の声で聞こえてきて、本当に亡くなっちゃったんだなあと思いました。一生懸命だけど、ちょっと迷ったり書き間違えたりしてぐちゃぐちゃになっているところもあり、すごく生々しかった。あの遺書を見て、彼が亡くなったという実感が少しずつ沸いてきました」(あさのさん・以下同)
学生時代、経済状況に苦しんでいたあさのさんは、どんな時にも明るく前向きな彼が大きな心の支えだった。大学卒業後も連絡を取りあっていたが、一流企業に勤める彼の仕事がうまくいかず、自死のひと月前に心身の不調から鬱と診断されていたことは知らされていなかった。
「置いてけぼりにされてしまった、と思いました。もちろん悲しい気持ちはありましたが、同時に“なぜ相談もせず、一言も言わずに逝ってしまったんだ”と感じました。私が知ったときには、彼はもう二度と手が届かないところにいたわけで、その決断をする前にどうして言ってくれなかったんだって…。そんな理不尽な思いにとらわれて、どこにもぶつけられない憤りがありました」
身内だけの告別式を終えたあさのさんは、仕事先では平静を装っていたものの、様々な思いが頭のなかを駆けめぐって心が不安定になり、気がつくと涙がこぼれていることもしばしばだった。それが遺された者を取り巻く現実だった。
深い混乱が続くなかで、その状況を変えるきっかけになったのが「遺品整理」だ。
「“そんなこと、つらくてできない”という友人もいたけれど、私は参加してよかったと思っています。手を動かすことで気持ちが紛れるという理由もありますが、それ以上に精神的に弱っていたご家族だけにやらせるのは酷だという気持ちがあった。それに、遺品を整理することで彼の人生を振り返ることができました。ハッピーバースデーの文字をかたどったパーティ用のメガネや、くるくるとまとめられた靴下など、ささやかな物に彼が宿っている気がしました。最終的にそれらを捨てるのはつらい作業だったけど、悲しいという感情を素直に口にしながら、彼のお母さんとお姉さん、友人たちと一緒に遺品を整理することは、心の整理にもなりました」
遺品を整理することで自身の悲しみとも向き合ったことで、「改めて彼のことを知りたい」という思いが生まれ、鬱病に関する本を読み耽り、机の引き出しに入れた遺書の写しを繰り返し読んだ。そうした作業をするうち、あさのさんは「私は勘違いしているのではないか」と思うようになったという。
(以下リンク先で)
◆プロフィール
あさのますみ。1977年秋田県生まれ。2007年『ちいさなボタン、ブッチ』にて第13回おひさま大賞童話部門最優秀賞を受賞。絵本作品に『アニマルバスとパンやさん』(こてらしほ/絵、ポプラ社)などがある。浅野真澄名義で『クローズアップ現代+』(NHK)のナレーションを務めるなど声優としても活躍。
https://www.news-postseven.com/archives/20210715_1675329.html?DETAIL
コロナ禍で自殺者が増え続けている。警察庁の速報値によると、2021年5月の自殺者は全国で1745人。11か月連続で前の年を上回った。コロナ禍で多くの人が経済状況や家庭環境の変化などに悩みを抱え、精神的に追い詰められたことが背景にあるとみられる。
自殺を選ぶ人の苦しみは計り知れないが、近しい人たちの後悔や心の痛みを抱えて生きてゆく苦しみの深さもまた、計り知れない。
絵本作家で声優のあさのますみさんもそのひとりだ。青春を共に過ごし、20年以上の付き合いがあった大切な友人を自死という形で亡くしたあさのさんは、その経験を著書『逝ってしまった君へ』として上梓した。大切な誰かを自死によって突然失った人は、その痛みとどう向き合い、受け止めたのか――。
「彼の死を知らされたときは、まったく予想してなかったのでびっくりすることすらできなかった。“え? え? どういうこと?”と頭が真っ白になりました」
タクシーで帰宅中のあさのさんに古い友人からのLINEメッセージが届いたのは2019年1月のこと。それは、友人として20年以上の付き合いがあり、はじめての恋人でもあった「彼」が鬱に苦しみ、自ら命を絶ったことを知らせるものだった。晴天の霹靂に大きな衝撃を受けたあさのさんはその翌日、彼から自身に寄せられた走り書きの遺書を目にした。
「親しかった友人数人に、それぞれメッセージを書き残していたんです。彼の筆跡がすごく懐かしくて、そこにある言葉や口調が彼の声で聞こえてきて、本当に亡くなっちゃったんだなあと思いました。一生懸命だけど、ちょっと迷ったり書き間違えたりしてぐちゃぐちゃになっているところもあり、すごく生々しかった。あの遺書を見て、彼が亡くなったという実感が少しずつ沸いてきました」(あさのさん・以下同)
学生時代、経済状況に苦しんでいたあさのさんは、どんな時にも明るく前向きな彼が大きな心の支えだった。大学卒業後も連絡を取りあっていたが、一流企業に勤める彼の仕事がうまくいかず、自死のひと月前に心身の不調から鬱と診断されていたことは知らされていなかった。
「置いてけぼりにされてしまった、と思いました。もちろん悲しい気持ちはありましたが、同時に“なぜ相談もせず、一言も言わずに逝ってしまったんだ”と感じました。私が知ったときには、彼はもう二度と手が届かないところにいたわけで、その決断をする前にどうして言ってくれなかったんだって…。そんな理不尽な思いにとらわれて、どこにもぶつけられない憤りがありました」
身内だけの告別式を終えたあさのさんは、仕事先では平静を装っていたものの、様々な思いが頭のなかを駆けめぐって心が不安定になり、気がつくと涙がこぼれていることもしばしばだった。それが遺された者を取り巻く現実だった。
深い混乱が続くなかで、その状況を変えるきっかけになったのが「遺品整理」だ。
「“そんなこと、つらくてできない”という友人もいたけれど、私は参加してよかったと思っています。手を動かすことで気持ちが紛れるという理由もありますが、それ以上に精神的に弱っていたご家族だけにやらせるのは酷だという気持ちがあった。それに、遺品を整理することで彼の人生を振り返ることができました。ハッピーバースデーの文字をかたどったパーティ用のメガネや、くるくるとまとめられた靴下など、ささやかな物に彼が宿っている気がしました。最終的にそれらを捨てるのはつらい作業だったけど、悲しいという感情を素直に口にしながら、彼のお母さんとお姉さん、友人たちと一緒に遺品を整理することは、心の整理にもなりました」
遺品を整理することで自身の悲しみとも向き合ったことで、「改めて彼のことを知りたい」という思いが生まれ、鬱病に関する本を読み耽り、机の引き出しに入れた遺書の写しを繰り返し読んだ。そうした作業をするうち、あさのさんは「私は勘違いしているのではないか」と思うようになったという。
(以下リンク先で)
◆プロフィール
あさのますみ。1977年秋田県生まれ。2007年『ちいさなボタン、ブッチ』にて第13回おひさま大賞童話部門最優秀賞を受賞。絵本作品に『アニマルバスとパンやさん』(こてらしほ/絵、ポプラ社)などがある。浅野真澄名義で『クローズアップ現代+』(NHK)のナレーションを務めるなど声優としても活躍。
引用元: ・声優・あさのますみが「逝ってしまった」友人に伝えたかったこと [鳥獣戯画★]
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>>1
>私が知ったときには、
>彼はもう二度と手が届かないところにいたわけで、
>その決断をする前にどうして言ってくれなかったんだって…
>私が知ったときには、
>彼はもう二度と手が届かないところにいたわけで、
>その決断をする前にどうして言ってくれなかったんだって…
4
旦那の畑先生に、気を使ってあげてくれ
はじめての恋人のような枕詞は必要ないだろう、あさのさん
はじめての恋人のような枕詞は必要ないだろう、あさのさん
7
普通の人はほかの人を救うほどの力はもってないねん。
だから相談しても徒労。
相談するまえから答えは見えてるねん。
だからだまって死んでまうねん。
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相談するまえから答えは見えてるねん。
だからだまって死んでまうねん。
11
作家業だけでなく声優業でも平仮名名義使ってるのか
14
逝ってしまった友人がいるけど、自分がもっと何か出来たはず、とは全く思えなかったな、、
生まれ持っている性分を変えることなんて、本人にも出来ないし周りの人にも出来ないよ。
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15
俺の中では、けいおんのさわちゃん役が見た最後だった。
17
え?絵本作家が本業になったの?
24
俺は5歳の時に3歳年上の小2だった姉が逝ってしまったよ…
そして、俺が小6の時には、下校中の下級生の小2の女の子が川に流されて逝ってしまったよ…川に落ちたのは俺が通りかかる5分前の出来事だった…
そして、俺が小6の時には、下校中の下級生の小2の女の子が川に流されて逝ってしまったよ…川に落ちたのは俺が通りかかる5分前の出来事だった…
25
声優・あさのますみが「逝ってしまった」。友人に伝えたかったこと
に空目してしまった。
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26
>>25
俺も、畑の嫁さんが逝ったのかと一瞬焦ったわ…
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45
>>38
FC入会者は「堀江由衣はまだ誰のものでもありません!」が知れて良かったなウンウン
FC入会者は「堀江由衣はまだ誰のものでもありません!」が知れて良かったなウンウン
41
コロナで自殺者増えてるって書き始めて、2019年1月の話を出すんかい
42
>>41
その頃既にコロナは静かに感染が始まってたってメッセージだよ。
その頃既にコロナは静かに感染が始まってたってメッセージだよ。
43
>>42
医療小説並の潜伏期への感度だな
医療小説並の潜伏期への感度だな
46
20代の浅野真澄と結婚したかった
今も美人さんだけどね
今も美人さんだけどね
49
青二やめてフリーになった人だっけ
すごいね
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84
メディアなんかコロナに乗じてゲスな情報ばっかり押し付けてくるから
とにかく遮断するに限る
とにかく遮断するに限る
86
>>84
これ、コロナ全く関係ないぞ
これ、コロナ全く関係ないぞ
85
最近何故か絵本作家と名乗る人が信用出来なくなった。
91
大切な君へ
92
畑健二郎先生も金に関しては闇がある
ハヤテのごとくのラジオにゲスト出演したときに作中でハヤテが
1億5千万円の借金してるのが話題になったときに「借金は怖いよ」って
言ったあとに割と長いこと「ピーー」って音声伏せて流されてその後の
パーソナリティの白石涼子と釘宮理恵が揃ってドン引き
「どうしたんですか?」との問いに「まぁ・・・印税で・・・」と返してた
畑先生は割と家族のこととかSNSや単行本とかで発信するけど
父親のことには一切ふれてないのでつまりそういうことなんではないかと
ハヤテのごとくのラジオにゲスト出演したときに作中でハヤテが
1億5千万円の借金してるのが話題になったときに「借金は怖いよ」って
言ったあとに割と長いこと「ピーー」って音声伏せて流されてその後の
パーソナリティの白石涼子と釘宮理恵が揃ってドン引き
「どうしたんですか?」との問いに「まぁ・・・印税で・・・」と返してた
畑先生は割と家族のこととかSNSや単行本とかで発信するけど
父親のことには一切ふれてないのでつまりそういうことなんではないかと
93
>>92
ハヤテって畑くん自身なのか
ハヤテって畑くん自身なのか
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